「kintone(キントーン)を導入した建設会社は、どんな成果を出しているのだろう?」
このようにお考えではありませんか?本記事では、kintoneを導入して課題を改善した5つの建設会社の事例を紹介します。
- Excelでバラバラに管理している情報を一元化したい
- データを集めたり転記したりする手間を減らしたい
- 手入力によるヒューマンエラーを減らしたい
- 原価や利益率などを高い精度でリアルタイムに把握したい
上記のようなお悩みを抱えている担当者様は、ぜひ最後までお読みください。
ペパコミでは、建設業に特化したkintoneのデモ環境を公開しています。今だけ無料で公開しているので、「とりあえず画面を見てみたい」という方は、以下のボタンからお気軽にお試しください。
【建設業】kintone(キントーン)活用事例5選
ここでは、kintone構築支援を行うペパコミが実際にサポートした企業様のなかから、5つの成功事例を紹介します。
各社が抱えていた悩みと、それを解決するためのkintoneの活用法に着目して、読み進めてみてください。では、1つずつ見ていきましょう。
1.日本エンジニアリング株式会社

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事業内容 | 建築工事一式・各種プレハブ配管製作・メンテナンス・設置解体工事一式 など |
| 事業規模 | ・従業員数23名 ・資本金9,000万円 |
| 課題 | ・案件管理や集計が追いつかない ・Excelやパッケージソフトでは一部の業務にしか対応できず、全体を管理しきれない ・決算期まで正確な数字が把握できない ・発注のタイミングが決まっておらず、支払いのときに初めて原価が判明する |
最初に紹介するのは、商業施設やオフィスビルなどの設備工事、プラント工事などを手がける日本エンジニアリング株式会社様の事例です。
従来のExcelでの管理では全体を把握できず、現場からも「情報の一元化ができず手作業が多い」との声があり、業務改善が急務でした。
取り組んだこと・効果
| 目的 | 取り組んだこと |
|---|---|
| 工事にまつわるあらゆる情報を自動集計 | ・工事台帳アプリの作成(工事場所・期間・実行予算の履歴など) ・日報に入力されたデータから労務費を自動計算 |
| 発注業務と支払い管理の改善 | ・発注時に登録された金額と支払い時の金額を自動でチェック |
| 予算と請求のズレを可視化 | ・申請→承認→支払いの流れを自動で確認できるようにする |
| 作業報告書への二重入力の手間を削減 | ・個人KYシート申請アプリを活用 ・危険予知活動(KYシート)を写真で撮影し提出できるようにする |
kintoneによって情報が一元化され、プロジェクトの進捗が一目で把握できるようになりました。問題の早期発見にもつながり、管理業務の効率化が進んでいます。
発注ベースの原価管理を実現した効果は、以下のとおりです。
- 製造原価:年間4,000万円削減
- 販売管理費:年間4,000万円削減
- 残業時間:年間5,500時間削減
業務改善の効果が広がり、社員同士のコミュニケーションが増え、組織全体のモチベーションが向上しました。さらに、社員が自発的にkintoneを使いこなし、効率的に業務を進める姿勢ができ上がりつつあります。
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2.株式会社ダイデンテクノス

出典:株式会社ダイデンテクノス
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事業内容 | 電気設備工事・空調設備工事・プラント電気工事・電気土木工事 |
| 事業規模 | ・従業員数25名 ・資本金1,000万円 |
| 課題 | ・現場担当者の出退勤や人員配置の管理が不十分 ・書類が「どこにあるか」を探す手間がある ・見積もりや契約の状況を把握するのに時間がかかる |
続いて、大型の電気・空調工事を請け負う株式会社ダイデンテクノス様の事例を紹介します。同社は、現場ごとに出入りする協力会社の作業員を把握するにも時間がかかり、「情報収集の遅れ」が主な悩みでした。
取り組んだこと・効果
| 目的 | 取り組んだこと |
|---|---|
| 従業員名簿の整理 | ・現場情報アプリを活用 →各現場の人員をリアルタイムで把握できる →担当部署や保有資格を一元管理し、適材適所に人員を配置 |
| 契約書類、日報、請求関連の整理と集約 | ・作業日報や請求書の管理をデジタル化 →金額、請求期間、支払日などで絞り込み検索が容易になる |
| 見積もりや契約状況の一元管理 | ・案件管理アプリを活用 →見積もり金額や契約書類をデジタル化し、関連するすべての文書を検索可能にする |
分散していた見積もりや契約情報の一元管理をすることで、各案件の進捗をリアルタイムで把握できるようになり、業務の効率化が進みました。さらに、過去の仕入れ履歴を迅速に見つけられるようになり、現場ごとの材料費の管理精度が向上したことも成果の1つです。
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3.株式会社JRC

出典:株式会社JRC
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事業内容 | 電気工事業・土木工事業・舗装工事業・管工事業 など |
| 事業規模 | ・従業員数40名(2023年4月現在) ・資本金4,000万円 |
| 課題 | ・担当部署や担当者ごとに異なるファイルを使い、情報が分散している ・どれが最新版なのかわからず、探すのに時間がかかる ・新規案件ごとに一から見積もり作成が必要 ・手作業による手間やミスが発生している |
株式会社JRC様は、神奈川県小田原市に拠点を置く工事・インフラ整備に携わる会社です。限界を感じていたExcelでの管理をどう乗り越えたのか、その取り組みを見ていきましょう。
取り組んだこと・効果
| 目的 | 取り組んだこと |
|---|---|
| 案件の一元管理 | ・案件名を軸に、担当部署や原価など最新情報をひもづけ ・「誰が・いつ・どの現場にかかわったか」を把握できるようにする |
| 見積書・注文書作成の簡易化 | ・過去案件や類似案件の流用し、ボタン1つで見積書と注文書を自動作成 |
| 給与計算の精度を向上 | ・タイムカードアプリを活用 →既存の給与計算システムにCSVデータを直接取り込む |
勤務体系が多様で処理に苦慮していた給与の計算は、kintoneのタイムカードアプリを活用しています。この取り組みにより、経理担当者の負担が1/4に軽減されました。
kintoneを導入しても、社員が「便利になった」「負担が軽減した」と感じなければ意味がありません。同社では、「入力項目を最小限に絞る」など、社員が取り組みやすい工夫を重ねたことで成果につながりました。
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4.エコサイクル株式会社

出典:エコサイクル株式会社
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事業内容 | 土壌・地下水汚染調査・土壌汚染対策工事など |
| 事業規模 | ・従業員数98名(2025年10月1日時点) ・資本金7,915万円 ・国内外に複数の拠点を展開(海外事務所もある) |
| 課題 | ・情報共有のシステムがなく伝達漏れが起こりやすい ・Access管理では手入力で時間がかかる ・現場から即時確認・更新ができず、事務所に戻らないと入力できない |
次に、エコサイクル株式会社様の事例を紹介します。同社はもともとExcelとAccessで管理を行っていましたが、外部とのデータ連携やモバイル端末での利用には不向きで、データの更新・確認に多くの時間がかかっていました。
こうした課題を解決するため、高い機能性とコストパフォーマンスに魅力を感じkintoneを導入しました。
取り組んだこと・効果
| 目的 | 取り組んだこと |
|---|---|
| 情報の一元管理 | ・名刺情報や相談報告、現場情報、施工部門の月次原価管理をkintoneへ移行 |
| 案件の情報を集約 | ・リンク集用アプリの作成 →必要な情報を検索・確認できるようにし、営業活動を効率的にサポート |
| ペーパーレス化 | ・kintoneと請求書発行システムなどをAPI連携 |
すべての情報をkintoneに集約したことで、検索・更新が簡単になり、営業所間の情報共有もスムーズになりました。二重入力やミスも大幅に減少したことも、効果の1つです。
導入時には、現場のニーズを最優先に考え、使いやすいシステム構築を徹底しました。その結果、現場への定着がスムーズに進み、システムを使いやすくなり、kintoneの浸透がスムーズに進みました。
このkintoneの導入をきっかけに、さらなる社内のデジタル化を進めています。
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5.内山電設株式会社

出典:内山電設株式会社
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事業内容 | 電気工事業 |
| 事業規模 | 非公開 |
| 課題 | ・入力ミスや書類紛失が頻発 ・情報共有の遅れで透明性不足 ・紙の書類を共有するのに時間がかかる |
最後に紹介する事例は、地域密着型の電気工事会社として公共・民間問わず電気設備関連サービスを提供している内山電設株式会社様の事例です。同社は、各種管理を紙ベースで行っており、作業の重複や書類の紛失などの課題を抱えていました。
当時、同社が原価管理に使っていたのは、Windows 10・11に未対応のソフトです。Excelへのエクスポートができず、すべて手入力だったためミスが起こりやすく、データの精度を上げるには新しいシステム導入を早急に進める必要がありました。
取り組んだこと・効果
| 目的 | 取り組んだこと |
|---|---|
| 工事原価の管理を効率化 | ・予実管理アプリの活用 ・材料費の自動集計 ・直接労務費と間接労務費の管理 ・按分率の設定 |
| データ分析 | ・krewDataの活用 →現場で入力されたデータを自動的に集計 |
| 作業報告書をデータで提出 | ・紙のフォーマットをそのままデジタル化 →現場の混乱を最小限に抑え、提出率が上がり現場の状況をリアルタイムで把握できるようになる |
アプリ設計で重視したのは使いやすさです。入力への負担を減らすため、入力項目は必要最低限に絞り、従来の業務フローから大きく変えない設計にしました。また、日報と月報を別々のアプリで管理することで、入力の負担を軽減し、データの正確性を向上させました。
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以上、建設業でkintoneを導入した事例を紹介しました。
ペパコミでは、「事例の詳細を聞いてみたい」「自社で効果を得られるのか不安だ」などとお考えの担当者様のために、無料相談を行なっております。豊富なサポート経験をもとに状況に応じたプランをご提案しますので、以下のボタンからお気軽にご活用ください。
kintone導入で効率化できる建設業の管理業務

| No. | 業務(kintoneの機能) | 詳細 |
|---|---|---|
| 1 | 顧客登録 | 施主・取引先・協力会社の基本情報を登録 |
| 2 | 営業管理 | 顧客情報や受注までの商談の進捗状況などを管理 |
| 3 | 工事台帳の作成 | 毎日の原価データや工事情報をもとに工事台帳を作成 |
| 4 | 積算・見積書の作成 | 階層構造の内訳見積に対応 |
| 5 | 発注処理 | 発注書を作成し、工事台帳へ反映 |
| 6 | 工事の進捗管理 | 工程・ステータスを見える化 |
| 7 | 支払い管理 | 仕入・外注費を管理し、工事台帳へ反映 |
| 8 | 自社人工の入力 | 出面管理や労務費の集計を行い、工事台帳へ反映 |
| 9 | 工事単位での売上・原価・粗利の管理 | 売上・原価・粗利の管理 |
| 10 | 写真報告書の作成 | 現場からスマートフォンで写真を添付し、報告まで完結 |
| 11 | 人員配置 | 作業員の割当を管理 |
kintoneでは、上記のような管理業務を効率化することが可能です。
建設業の管理業務では、現場写真・見積書・日報など多種多様なデータが複数の場所に分散してしまうことが多いです。情報がバラバラな状態では、進捗や利益を正確に把握するまでにどうしても時間がかかってしまいます。
- データをExcelでバラバラに管理している
- データを集めたり転記したりする作業が大変
- 手入力による入力ミス・転記漏れが減らない
- 原価や利益率などをリアルタイムに把握できない
kintoneは、工事(案件)を起点に、原価・日報・写真・発注・支払いをひもづけて管理できるため、情報の分散や転記ミスを防ぎ、必要な情報を探す手間を軽減できるのが強みです。
ペパコミの建設業向けデモ画面では、工事にひもづく情報がどのように連携され、現場入力から集計までがどう一元化されるのかを画面で確認できます。今なら無料で閲覧いただけますので、下記のボタンからお気軽にお試しください。
なお、kintoneを活用して効率化できる建設業の業務について詳しく知りたい方は、下記の記事を併せてご覧ください。

kintoneの導入を成功させる3つのポイント
ここまで紹介した5社の事例には、共通する工夫があります。kintone導入を成功させるために押さえておきたい3つのポイントを見ていきましょう。

1つずつ解説します。
1.現場の課題を洗い出し、導入目的を明確にする
まずは、kintoneで解決したい課題を具体化しましょう。「何を解決したいのか」が曖昧なまま進めると、途中で方向性がぶれてつまずきやすくなるからです。
洗い出すのは、現場や事務所の日常業務で「特に手間がかかっている作業」や「ミスが起こりやすい業務」です。
- 日報・作業報告書の作成に時間がかかる
- 工事ごとの原価や進捗がすぐ把握できない
- 写真・図面・書類の保管場所が分散して、探す手間がかかる
- 転記や集計で入力ミスが起きやすい
- 電話や口頭連絡が多く履歴が残りにくい
課題と導入目的が明確になっていれば、あとで機能を増やしても設計の軸がずれにくくなります。
2.いきなり全社に展開せず、業務を絞って始める
最初に取り組む業務は、1つか2つに絞るのがおすすめです。建設業の業務は多岐にわたるため、一度にすべてを改善しようとすると設計が複雑になり、現場の混乱を招きかねないからです。まずは日報や作業報告書など、シンプルな業務から始めてみましょう。

kintoneは柔軟にカスタマイズできる反面、最初から完成形を目指すと入力工数が多くなり、「面倒だ」「負担が大きい」と感じられ、現場で使われなくなるリスクが出てきます。使いやすい項目から始めて、実際に運用していくなかで「確認の電話が減った」「便利になった」と効果を実感できれば、社内への展開もスムーズに進みます。
3.建設業での導入実績があるパートナー会社を選ぶ
kintone導入を検討するなかで「自社だけでは設計や運用まで考えきれない」「どこに相談すればいいのかわからない」と悩んだら、導入から運用まで伴走できるパートナー会社に相談するのも1つの手です。
その際は、業界の事情を理解している会社を選ぶと、導入をスムーズに進められます。特に建設業は、工事単位での進捗管理など他業界にはない複雑な業務が多く、システム設計が難しい傾向にあります。自社の業務フローを理解し伴走してくれるパートナーを選びましょう。
建設業がkintoneを導入するならペパコミがおすすめ
建設業がkintoneを導入するなら、ペパコミがおすすめです。

ペパコミが提案するのは、実際の現場の悩みをヒアリングしたうえで構築した、建設業に特化したシステムです。kintoneの標準機能をただ並べるだけではなく、これまでのサポート経験をもとにお客様の課題を解決した機能をご用意しています。
- 顧客登録
- 営業管理
- 工事台帳作成
- 発注処理、支払管理、工事単位での原価・粗利・売上の管理などを含む
- 積算見積書作成
- 工事の進捗管理
- 出面表の入力
- 写真報告書の作成
- 人員配置
さらに、建設業の支援実績が豊富で、「どの業務からkintone化すべきか」「どう設計すれば現場に定着するか」といった段階から、導入後の運用サポートまで一貫して対応できます。
ペパコミでは、これまでのノウハウをもとに、貴社のご状況に最適なプランをご提案しますので、「自社でも効果を得られるか不安だ」「とりあえず話を聞いてみたい」とお考えの方は、以下のバナーからお気軽にご相談ください。





