突然ですが、先日、「建設業の事務担当者さんこそ、kintone担当者としてすごく活躍するケースが多いよね」という話で盛り上がったんです!言われてみれば、私たちペパコミがご支援している建設業のお客さまでも、事務員さんが中心となってkintone導入を成功させているケースが本当に多くて。
何を隠そう、ペパコミの竹谷は、10年ほど建設業で経理を担当していた経験の持ち主。この記事では、そんな彼女と、なぜ建設業の事務とkintoneが驚くほど相性が良いのか、その理由を解説していきます!
なお、ペパコミでは建設業向けのkintone導入サポートを行っています。実際にお客様からいただいた「こうだったらいいのに!」というご要望をひとつ一つ解決してきた経験を活かし、最適なシステムをご提案いたします。どうぞお気軽にご相談ください!
建設業の事務はなぜ大変?テンプレ化しづらい業務のリアル
そもそも、なぜ建設業の事務はkintoneと相性が良いといえるのでしょうか?これを理解するには、まず建設業の事務作業が持つ「特殊性」からお話しする必要があります。
一言でいうと、建設業の事務作業は「業務範囲が広くて、テンプレ化しづらい」という特徴があるんです。

その理由として、建設業は1つの工事を完成させるまでに、一人親方さんや多くの協力会社さんといった、たくさんの関係者と一緒に仕事を進める業種だからです。関わる人が多ければ多いほど、イレギュラーな対応も増えますし、会社ごとに書類のフォーマットが違うなんてことも日常茶飯事ですよね。
結果として、業務を標準化するのが難しく、その多くをExcelでなんとか管理している、という会社が非常に多いのが実情です。
少人数で会社を支える!建設業の事務員が優秀な理由
そんな複雑な業務を、建設業の事務員さんはどうやってこなしているのでしょうか?実は、建設業では事務員さんの数がそもそも少ない傾向にあります。例えば30人の会社だったら3人くらい、だいたい10人に1人くらいの割合しかいないことが多いんです。

つまり、少ない人数で、先ほどお話ししたような広範囲で複雑な業務をすべて処理しているということ!これって、ものすごく優秀じゃないとできないことですよね。
- 「あれ、やっといてね!」の一言で、すべてを察して的確に処理する
- 現場からの急な依頼に、「分かりました!」と笑顔で対応する
こんな事務員さん、あなたの会社にもいませんか?
常に変化する状況のなかで、複数のタスクを同時並行で進め、さまざまな立場の人と円滑にコミュニケーションを取る。建設業の事務員さんは、知らず知らずのうちに、非常に高いレベルの対応力とコミュニケーション能力を身につけているんです!

「こんなに簡単なの!?」事務員さんがkintoneにハマる理由
では、そんな優秀な事務員さんがkintoneを導入すると、一体何が起こるのでしょうか?最大のポイントは「kintone導入の効果が見えやすい」ということです。

例えば、現場の担当者から「前の現場の時、A協力会社の見積もりいくらだったっけ?」と聞かれたとします。kintoneがなければ、大量のExcelファイルや紙の書類の山から、その情報を探し出すだけで一苦労ですよね。
それがkintoneならどうでしょう。データが一元管理されているので、検索窓にキーワードを打ち込むだけで、一瞬で目的の情報にたどり着けます!

この「探す時間」がゼロになる体験は、今まで当たり前のように情報を探すことに時間を使っていた事務員さんにとって、まさに感動的なんです。「こんなに簡単に仕事が終わるの!?」という成功体験が、次の改善へのモチベーションにつながっていきます。
社長も納得!事務員さん主導のkintone導入が成功する秘訣
kintone導入を成功させるうえで、もうひとつ重要なのが「経営者の理解」です。

建設業の経営者の方々は、事務員さんがいかに会社の土台を支える重要な存在であるかを、他の業界以上に理解している方が多いと感じます。現場の職人さんたちが仕事に集中できるのは、事務員さんたちが裏側ですべてを支えてくれているから。そのことを肌で感じているんですね。
だから、「事務員さんが『これを使いたい』というなら、きっとうまく使えるんだろう」「彼女たちが楽になるなら」と、kintoneの導入やプラグインの追加といった要望を受け入れてくれるケースが非常に多いんです!
これは、経営者と事務員さんの間に、日々の業務を通じて強い信頼関係ができているからこそ。コストパフォーマンスだけで判断するのではなく、現場を支える事務員さんの声を尊重する文化が、結果的にkintone導入の成功率を高めているといえます。
kintone導入を検討中の建設業事務員さんへ
もし、あなたがkintone導入を検討している建設業の事務員さんなら、「システム」という言葉にアレルギーを感じる必要はまったくありません。kintoneは、まさに「Excelのプラスアルファ」という感覚で使い始めることができます。

あなたが今までつちかってきたExcelのスキルや、業務全体を把握している能力があれば、kintoneを使いこなすことは決して難しくありません!
私たちペパコミがこれまでご支援してきたなかでも、最初からシステムに詳しかった建設業の事務員さんはほとんどいませんでした。みなさん、日々の業務を前向きにこなし、「みんなのために何かしてあげたい!」という気持ちが強い方ばかり。
あなたもきっと同じはず。自信を持ってください、あなたなら絶対にできます!

建設業こそkintone!事務員さんがDXの主役になる
あらためて建設業の事務員さんがいかに優秀で、kintone導入において大きなポテンシャルを秘めているか、お分かりいただけたかと思います。
- 広範囲でテンプレ化しづらい業務をExcelで管理している
- 少人数で多くのタスクをこなし、優秀な人材が揃っている
- kintone導入による業務効率化の効果を実感しやすい
- 経営者や現場との信頼関係が厚く、導入が進めやすい
これらの理由から、建設業の事務担当者さんこそ、kintoneを導入することで、自分たちの仕事を劇的に楽にし、会社全体の生産性を飛躍的に向上させることができます。
もしあなたがkintone導入を検討している建設業の事務員さんなら、自信を持ってください。あなたなら、絶対にできます!
あなたが今まで培ってきたExcelスキルや、膨大な業務をこなしてきた処理能力があれば、kintoneを使いこなすことは決して難しくありません。
私たちペパコミは、これまで多くの建設業の会社様のkintone導入を支援し、成功に導いてきました。原価管理や写真報告書管理といった基本的な導入はもちろん、そこからさらに発展させて、いつの間にかバックオフィス全体、さらには社外とのやり取りまでkintone化が進んでいった事例をたくさん見てきています。

それは、まさに優秀な事務員さんたちが主体となって、自分たちで問題を発見し、「これもkintoneでやろう」と自走してくれた結果です!
建設業のみなさん、ぜひあなたの会社の優秀な事務員さんの可能性を信じて、kintone導入を検討してみてはいかがでしょうか。私たちペパコミが、全力でサポートさせていただきますので、お気軽にご相談ください!





