原価管理をExcelで行っている企業は多いものの、入力、転記、集計と面倒な作業の連続によって、「月末の締め作業が憂うつ」「ミスが起きないか不安」と感じる担当者は多いのではないでしょうか。そのような課題を解決するため、原価管理システムの導入を検討する企業が増えています。
この記事では、業務を効率化しながら、原価管理の精度を高めたいときにおすすめのシステムをまとめました。基礎知識や選び方も解説しますので、システム選びの参考としてぜひお読みください。
なお、ペパコミでは建設業に特化したkintone(キントーン)ベースの原価管理システムを提案しています。実際のお客様から寄せられた課題を1つずつ解決しながら完成させたシステムなので、「データ作成を楽にしたい」「使いやすい管理システムを探している」という方におすすめです。
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原価管理システムとは

原価管理システムとは、原価計算や予算・実績の比較、損益の分析などをまとめて管理できる仕組みのことです。
まず、原価管理は、製品やサービスの提供にかかる原価を正確に把握し、企業の利益につなげることを目的として行います。正確な管理が求められる一方で、Excelで原価管理を行う傾向があり、以下のような課題を抱えているのが現状です。
- 必要なデータを集めるのが大変
- データの入力や集計に時間がかかる
- 転記が多く入力ミスが発生しやすい
- 工程単位の正確な利益を把握できない
- 最新情報を関係者へすぐに共有できない
→「最新の状況がわからず、正しい経営判断ができない」というリスクが生じる
原価管理システムを活用することで、自動集計や最新データの反映ができるため、Excelの原価管理でよくある課題を解決する仕組みとして導入が広がっています。
なお、原価管理の基礎知識については、以下の記事もご覧ください。

原価管理システムの機能例
企業が抱える原価管理の課題を解決するために、原価管理システムはさまざまな機能を備えています。主な機能は以下のとおりです。
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| 原価計算 | ・製品やサービスの提供にかかった費用を計算する ・材料費、人件費、設備の減価償却費などが含まれる |
| 予実管理 | ・計画段階での「予算原価」と実際に発生した「実績原価」を比較・分析する |
| 損益計算 | ・売上によって得た収益と経費を計算する ・どの業務や案件が利益を生んでいるかを見える化する |
| 原価シミュレーション | ・材料費や労務費などが上がった場合の影響を予測する ・経営計画や見積単価の見直しに役立つ |
| 配賦(はいふ) | ・複数の部門や製品に共通してかかる費用を、設定基準に従って自動で振り分ける |
| 帳票出力 | ・報告書や予実レポートなどを自動生成する ・Excel、PDFなど会社で管理しやすい形式で出力する |
システムによっては、すでに導入している販売管理システムや生産管理システムと連携してデータを取り込んだり、API接続で情報を自動同期したりすることが可能です。また、アクセス権限を管理できる機能があれば、役職や部門ごとに「誰がどこまでデータを編集・閲覧できるか」を細かく制限できます。
原価管理システムを導入する3つのメリット
原価管理システムを導入すると、具体的にどのようなメリットが得られるのでしょうか。ここでは、代表的な3つのメリットを解説します。

順に見ていきましょう。
1.集計の手間やミスを減らし、データの精度を高められる
原価管理システムを導入すれば、手作業で発生しやすい入力ミスや集計の手間を削減し、データの精度を高められます。Excelでの作業をする際、「1~2時間で終わるだろう」と思った集計作業に、倍以上の時間を費やしてしまった経験はありませんか?
- 紙の請求書を見ながらデータを入力する
- 入力したデータに間違いがないか確認する
- 入力したデータを集計する
これらを人の手だけで行うのは、想像以上に大きな負担がかかります。さらに、作業が一通り完了してから「請求書が足りない」「古いデータを入力していた」ということがわかり、修正するケースも珍しくありません。
システムを導入すれば、現場担当者にデータを直接入力してもらえるため、入力漏れや転記ミスを減らせます。また、データを自動で集約できるため、計算ミスもなくなり事務担当者の負担を軽減できます。
2.各工程の収支状況を正確に把握できる
システムを使った原価管理では、データをリアルタイムで更新することが可能です。そのため、これまで月末まで分からなかった各工程の収支状況を、正確に把握できるようになります。
Excelでの管理では、入力や集計に時間がかかるため、予算と実績の最新状況をすぐに把握するのが難しいです。そのため、「予算が膨らんでいる項目がないか?」「なぜズレが発生したのか?」を早期に特定できず、改善が遅れるケースがあります。
システムなら集計作業が自動で行われるので、予算と実績のずれをいち早く発見し改善策を立てやすくなります。
3.精度の高いデータをもとに、いち早く経営判断を下せる
経営層が重要な判断を迅速かつ正確に行えるようになることも、原価管理システムを導入するメリットとして挙げられます。データが常に更新されるシステムにより、精度の高い収支状況を把握できるからです。
Excelを使った場合、「事務担当者の集計作業が完了するまで、収支報告を待つ」という時間が生まれます。その結果、実態を把握するまでにタイムラグが発生し、対応が遅れる恐れがあります。
一方で、原価管理システムを使えば、事務担当者の報告を待たず、最新の収支状況をすぐ確認することが可能です。そのため、「どの工程を優先的に改善すべきか」「来期の利益は何%増を目標にすべきか」といった判断もその場で行え、手遅れになるリスクを回避できます。
原価管理システムの選び方
自社に最適な原価管理システムを選ぶためのポイントは、以下のとおりです。

システム選びで失敗しないために、それぞれのポイントを見ていきましょう。
1.自社の課題解決に必要な機能が備わっている
まず確認すべきは、「自社が原価管理で抱えている課題は何か」「その課題をシステム導入によってどのように解決したいのか」という導入目的を明確にすることです。
課題や目的が曖昧なままでは、本当に必要とする機能がはっきりしません。その結果、「現場では不要な機能を重視してしまった」「分析機能は優秀だが、入力の手間は減らなかった」といったミスマッチが起こりやすくなります。
具体的には、以下のように課題別に必要な機能を整理して選ぶのがおすすめです。
| 課題 | 導入したい機能・システムの例 |
|---|---|
| 集計作業の手間と時間を短縮したい | 自動集計・リアルタイム反映ができる機能 |
| 現場でも本社でも同時に更新したい | データ共有しやすいクラウド型システム |
| 実行予算と実績の差を早く把握したい | 予実管理や差異分析ができる機能 |
| Excelの属人化を解消したい | 権限設定や履歴管理ができる機能 |
原価管理システムは経理・現場・経営層など複数の部署で使うため、それぞれの部門での課題を整理しておくと導入後の運用イメージが固まりやすくなります。
2.既存システムと連携できる
次に、自社で現在使用している会計ソフトや勤怠管理システムなど、既存のシステムと連携できるかを確認しましょう。システム間でデータをスムーズに連携できれば、同じ情報を二重に入力する手間が省け、入力ミスの削減につながります。
例えば、原価管理システムで集計した労務費を自動で会計ソフトへ取り込めば、月次締めの時間短縮が可能です。連携方法は、API連携やCSVファイルのインポート・エクスポートなど、さまざまな種類があります。
まずは、自社で使っているシステムには何があるかを確認し、どのような方法で連携できるのかを事前に把握しておくことが重要です。
3.現場で使う従業員が操作しやすい
導入前に無料トライアルやデモ画面を利用して、システムを操作する従業員が使いやすいかをチェックすることも重要です。どれだけ高機能なシステムでも、実際に使う現場担当者や事務担当者などが「操作しづらい」と感じてしまっては、社内に定着しにくくなります。
また、導入後のサポート体制が充実しているかも重要なポイントです。次のようなサポートがあると、導入後も安心して運用できます。
- 初期設定サポート(データ移行、帳票設定、ユーザー教育)
- 操作研修・マニュアル(動画、オンラインセミナー)
- 問い合わせ対応の体制(電話、チャット、メール)
- アップデート・保守サービス
ペパコミでは「とりあえずシステムを触ってみたい」という声に応え、kintoneのデモ環境を無料で公開しています。以下よりお申し込みいただけますので、操作イメージを確認したい場合は、以下のボタンからお気軽にお試しください。
※kintoneのデモ環境では閲覧のみ可能です。
4.導入費用や利用料金が予算に収まる
機能が充実していても、自社の予算に合わなければ継続的に利用することが難しいです。継続的に利用できなければ、せっかく蓄積したデータを失う恐れがあるうえ、社内に定着させた運用ルールを変える必要が出てきます。
単に価格の安さだけで判断するのではなく、「長期利用を前提にした場合でも運用しやすい価格か」も含めて判断することが重要です。初期費用、月額料金、ユーザー数に応じた課金体系などを確認し、自社の利用規模とコストとのバランスを見極めましょう。
ここまで、原価管理システムの選び方を紹介しました。次からは、原価管理に課題を抱える企業向けのシステムを紹介します。建設業や製造業におすすめのシステムから、汎用性の高いシステムまでまとめていますので、さっそく見ていきましょう。
【建設業向け】おすすめの原価管理システム3選

建設業でおすすめの原価管理システムは、以下のとおりです。
では、ひとつずつ紹介します。
1.kintone(キントーン)

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 製品名 | kintone(キントーン) |
| おもな機能 | ・原価管理 ・顧客管理 ・営業管理 ・実行予算管理 ・請求書管理 ・勤怠管理 など |
| 料金・プラン | kintone定額開発サービスの場合 ・ライトプラン:3万8,500円/月(税込) ・スタンダードプラン:10万7,800円/月(税込) ・プレミアムプラン:19万8,000円/月(税込) ・定額開発プラン:66万円/月(税込) ※初期費用:22万円(税込) 初期構築or定額開発から移行する場合は無料 |
| サポート内容 | ・公認のパートナー企業に相談できる ・勉強会コミュニティ(有志の勉強会) ・開発者向け公式サイト ・キントーン情報誌 |
「kintone(キントーン)」は、原価管理に必要な機能を自社の業務フローに合わせて柔軟にカスタマイズできるシステム構築サービスです。必要な機能や仕組みを自由に組み合わせられるため、自社の課題に応じた最適な使い方ができます。
例えば「現場担当者が日報アプリに作業時間や使用した資材を入力すると、労務費や材料費が自動で工事台帳アプリに集計・統合される」といった仕組みを、プログラミングの知識がない担当者でも作れます。
ペパコミでは、建設業に特化したkintoneのシステム構築サービスを提供しており、原価管理の効率化はもちろん、建設業の現場担当者が使いやすい仕組みづくりのご提案も可能です。豊富なサポート経験をもとに、状況に応じた最適なシステムを提案しますので、「原価管理を効率化したい」とお考えの方は、以下よりお気軽にご活用ください。
2.レッツ原価管理Go2

出典:株式会社レッツ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 製品名 | レッツ原価管理Go2(オンプレミス型) レッツ原価管理Go2クラウド(クラウド型) |
| おもな機能 | ・見積作成 ・実行予算管理 ・発注管理 ・原価管理 ・支払管理 ・回収管理 など |
| 料金・プラン | オンプレミス型 ・製品価格:66万円(税込) ・年間保守:3万3,000円(税込) クラウド型 ・1ユーザー利用料:2万2,000円(税込) ・1ユーザー初期費用:1万1,000円(税込) |
| サポート内容 | ・リモートサポート ・フリーダイヤルのサポート ・メールやFAXによるサポート ・運用支援の動画 ・導入ガイドブック |
データの一元管理が強みとする、建設業向けに開発された原価管理システムが、「レッツ原価管理Go2」です。日報や仕入伝票を入力すると、その情報が工事台帳や実行予算、支払管理などの各帳票へ自動で反映され、関連データをまとめて更新できます。二重入力の手間や転記ミスを根本から減らせるため、業務を効率化したい企業におすすめです。
3.どっと原価シリーズ

出典:株式会社建設ドットウェブ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 製品名 | どっと原価NEO(オンプレミス型) どっと原価3(クラウド型) |
| おもな機能 | ・原価管理 ・見積作成 ・予算管理 ・発注管理 ・請求管理 ・支払管理 など |
| 料金・プラン | どっと原価NEO LT/STセットモデルAセット ソフトウェア価格:93万5,000円(税込) 年間保守:11万2,200円(税込) どっと原価3ライトプラン(最大5ライセンス) ・利用者1ライセンス月額:14,300円(税込) ・追加利用者1ライセンス月額:7,700円(税込) |
| サポート内容 | ・フリーダイヤルによる電話サポート ・バージョンアップ ・セミナー開催 |
20年以上にわたり販売されている「どっと原価シリーズ」は、建設業の原価管理システムとして幅広く利用されている製品です。実行予算の作成から支払・請求まで、工事にかかわるお金の流れを一元管理できます。
オンプレミス型の「どっと原価NEO」は、カスタマイズ性が高く、中規模~大規模の建設業者に適しています。担当者が訪問してサポートするため、実際に会って相談しながら導入を進めたい企業におすすめです。
ただし、オンプレミス型は初期費用が高額になる傾向にあるため、導入前に費用感が合うか確認しておきましょう。
【製造業向け】おすすめの原価管理システム3選

続いては、製造業向けの原価管理システムを3つ紹介します。
それぞれ見ていきましょう。
1.J-CCOREs(ジェー・シー・コアーズ)

出典:JFEシステムズ株式会社
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 製品名 | J-CCOREs(ジェー・シー・コアーズ) |
| おもな機能 | ・原価差異分析 ・採算分析 ・原価計算 ・損益計算 ・シミュレーション など |
| 料金・プラン | 要問い合わせ |
| サポート内容 | ・オンラインセミナー ・要望に応じて教育サービスも実施 ※応相談 |
鉄鋼・非鉄金属・化学・半導体といった、複雑な製造工程を持つ業態に適しているのが、「J-CCOREs(ジェー・シー・コアーズ)」です。原価計算や損益計算といった基本機能に加え、原材料の価格変動が製品原価にどう影響するかをシミュレーションしたり、標準原価と実際原価の差異を多角的に分析したりする高度な機能まで備えています。
2.スマートF

出典:株式会社ネクスタ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 製品名 | スマートF |
| おもな機能 | ・在庫管理 ・工程管理 ・受発注管理 ・生産・出荷・品質管理 ・原価管理 など |
| 料金・プラン | ・初期/サポート費用:50万円〜 ・月額費用:4万8,000円〜 |
| サポート内容 | ・導入支援付きトライアルあり ・現場マニュアル作成・現場支援あり |
「スマートF」は、在庫管理・工程管理・受発注管理など、製造業の基幹業務を一括で管理できるクラウド型システムです。生産管理に加えて原価管理にも対応しており、品番やロット単位で原価を見える化したり、標準原価と実績を比較して差異を確認したりすることができます。
必要な機能だけを選ぶなど「スモールスタート」ができるため、初期コストやリスクを抑えながら、システムの適用範囲を段階的に広げていきたい企業におすすめです。
3.ACROSS(アクロス)

出典:株式会社インプローブ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 製品名 | ACROSS(アクロス) |
| おもな機能 | ・在庫管理 ・受注管理 ・出荷管理 ・発注管理 ・計画工程管理 ・原価管理 など |
| 料金・プラン | 要問い合わせ |
| サポート内容 | 要問い合わせ |
個別受注生産の製造業に特化した原価管理システムが、「ACROSS(アクロス)」です。産業用機械や半導体製造装置など、注文の都度設計している工場や類似仕様の製品を繰り返し製造している工場などに適しています。
特徴は、製品ごとに異なる仕様に合わせて、製番別の原価計算や費用の配賦、差異分析などを行える点です。工程の進捗をリアルタイムで可視化できるため、製造の途中段階でもタイムリーに原価を把握できます。
【その他】おすすめの原価管理システム3選

ここでは、汎用性の高い原価管理システムを紹介します。
1つずつ見ていきましょう。
1.ZAC(ザック)

出典:株式会社オロ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 製品名 | ZAC(ザック) |
| おもな機能 | ・原価管理 ・販売・購買管理 ・在庫管理 ・予実管理 ・工程管理 ・経費管理 など |
| 料金・プラン | ・初期費用:10万円(導入支援費用別)(税込) ・月額費用(ライセンス費用+保守費用):要問い合わせ |
| サポート内容 | ・導入支援 ・社内向け利用説明会の実施 |
「ZAC(ザック)」は、システム開発や広告制作、イベント業などのプロジェクト単位で業務が進むビジネスに最適な原価管理システムです。
販売・購買・工数・勤怠・経費などのデータをまとめて管理し、プロジェクトごとの収支や個別原価の計算が自動で行えます。どのプロジェクトが利益を生み、どの案件が赤字に向かっているかを素早く把握できるため、早めの軌道修正に役立つツールです。
2.マネーフォワード クラウド個別原価

出典:株式会社マネーフォワード
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 製品名 | マネーフォワード クラウド個別原価 |
| おもな機能 | ・原価管理 ・工数管理 ・経費管理 ・外部連携 など |
| 料金・プラン | 要問い合わせ |
| サポート内容 | ・導入支援 ・操作ガイドの提供 |
プロジェクト型ビジネスやIPO(株式上場)準備段階の企業におすすめなのが、「マネーフォワード クラウド個別原価」です。同社が提供する会計ソフトや勤怠管理システムとスムーズに連携できるため、原価計算から仕訳作成までをワンストップで行えます。
会計処理の漏れを防ぎつつ、内部統制に対応した効率的な業務フローを整えたい企業に最適です。
3.楽楽販売

出典:株式会社ラクス
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 製品名 | 楽楽販売 |
| おもな機能 | ・見積管理 ・請求管理 ・売上管理 ・受注管理 ・発注管理 ・原価管理 など |
| 料金・プラン | ・初期費用:16万5,000円(税込) ・月額費用:7万7,000円(税込) ※月額費用は、ユーザー数・データベース作成数によって変動 |
| サポート内容 | ・初期導入サポート ・メールサポート ・サポートサイトの提供 など |
「楽楽販売」の特徴は、業務フローに合わせて入力項目や操作メニューを変えられるため、自社仕様の使いやすいシステムにカスタマイズできる点です。見積管理・受発注管理・売上管理など幅広い業務に対応しており、業種を問わず導入しやすいといえます。
※本記事内で紹介した各システムの情報は、すべて2025年11月時点のものです。
建設業であらゆるデータを一括管理するならkintone(キントーン)
ここまで紹介したように、原価管理システムは種類が多くどれも多くの機能を備えています。数ある原価管理システムのなかでも建設業におすすめなのが、ペパコミが提案する業務システム構築サービス「kintone(キントーン)」です。

kintoneは、ノーコードでアプリを作れるため、とても柔軟性が高い特徴が魅力です。一方で、「アプリを作るのが難しそう」「使いこなせるか不安」という声が寄せられることが少なくないため、ペパコミでは建設業に特化したシステムを構築しています。
- 顧客登録
- 営業管理
- 工事台帳作成
- 発注処理、支払管理、工事単位での原価・粗利・売上の管理などを含む
- 積算見積書作成
- 工事の進捗管理
- 出面表の入力
- 写真報告書の作成
- 人員配置
上記の特徴は、実際に建設業のお客様から寄せられた課題をヒアリングしたうえで、構築している点です。「もっとこうだったら良いのに」といった細かいご要望に応えられるよう、細かい改修を重ねています。
実際に、kintoneを導入した企業で、紙中心だった管理業務をkintoneに移行したことで、入力時間と単純ミスを減らし、社内全体の生産性向上につながった事例もあります。今なら建設業向けのデモ環境を無料で閲覧できますので、「実際のシステム画面を見てみたい」という方は、以下のボタンからお気軽にお試しください。
なお、「自社でどのように活用できるのかイメージしにくい」「システム導入に不安がある」という方のために、無料相談も行っております。貴社の状況をヒアリングしたうえで最適なプランを提案しますので、以下のバナーからお気軽にご活用ください。





