kintone構築・伴走会社のペパコミ株式会社です!
どうも!kintone活用ちゃんねるのハルクです!
今日は、kintone構築プロジェクトにおいての責任の所在についてお話していきます。
良く「責任の所在が曖昧はダメ!」とか言いますよね?
なので、知っている方は今更感あるのですが、実際に僕がkintone構築案件に携わっていると「なんか曖昧やな~」と思うことがよくあるので、動画にしています。
特にこの動画は経営者に見てもらいたい内容となっています。
責任の所在が曖昧とは?
僕がどういう場面で感じるか?からお話しますね。
僕は、kintone構築相談の時のフロントとして要件定義をするわけですが、その際に複数人が同じ立場で入っていたり、言われたからとりあえず商談に一人で入ったみたいなことがたまにあります。
こういう意識で参加されると、実際に要件定義を進める上でも全く進まないわけですよ。
なぜなら、自分の一存で決めるつもりがないからですね。
すると、都度上司に確認を取ったりして、しっかり自分の責任じゃないことを確認した上で要件をかためていくという形になります。
所謂、自分を守るような進め方しか出来ない担当者になっちゃうんですよ。
このような形で進めるとプロジェクトの進行が遅くなるだけでなく、伝言ゲームミスによって認識の齟齬が発生したりします。
また、問題が発生した場合も、責任の所在が曖昧なので誰かが責任を感じて「巻き返そう!」とすることもなく、曖昧なまま進んでいっていずれ破綻します。
このkintone構築プロジェクトに失敗するとAさんが社長に死ぬほど怒られるとか降格させられるとか。
責任の所在がカッチリしていないと、誰も本気にならないということが起こってきます。
で、ここで一つ勘違いしてほしくないのは責任を取る人は一人じゃないということ。
「責任は俺が取る」について
よく責任は俺が取るから!みたいなことありますよね。理想の上司的な。
さっきの例だと、Aさんが社長に死ぬほど怒られないためにプロジェクトの責任を取るわけですが、仕事上の責任には「実行責任」と「結果責任」があります。
Aさんが取るのは「結果責任」なんですよね。
kintone構築案件を任される人には「実行責任」があるので、Aさんがそれもやるならいいですが、
誰かに任せるなら任せる人には「実行責任」を理解をさせた上で任せないと、責任の所在が曖昧になってkintone構築プロジェクトはうまくいかないなと感じています。
なので「結果責任」を持つ人は、誰かに任せた場合は「貴方に実行責任がありますからね」っていう、明確な責任感を持たせないと破綻するっていうことですね。
責任の所在が明確だとどうなるか
単純な話でまずプロジェクトのスピードが段違いに早くなります。
また、抜け・もれがなくなり成果も大幅に出やすくなります。
責任の所在を理解して意識させよう!
僕は元々、「日本ハム」といういわゆる大手企業で勤めていたので、組織体系的に物凄く実感したんですよね。
僕は、日本ハムでは「実行責任」を負うような立ち位置だったわけですが、そこでの実体験が今回の話に繋がっているんです。
僕は結果を出して評価されたい欲求が強い人間でしたので、任されたプロジェクトは死ぬ気で成果を出せるようにしていたんですよ。
でも反対に、誰かが任されているプロジェクトで、且つ任されている人の熱量も高くない仕事は「協力してくれ」って言われても全然やる気が出ないタイプだったんです。
熱量が高くない人の指示に熱量高くなるわけがないので。なかなか自己中ですけどw
この2つを比べるとやっぱり成果が全然違ったんですよね。
結局死ぬ気になっている人がいれば、何があっても軌道修正できるし、結果が出ると思ったんです。
この実体験があるからこそ、kintoneのようなシステムプロジェクトも全く同じことが言えると思っています。
大切なのはプロジェクトを成功させようとする熱量です!
その熱量がどこから来るかは様々ですが、少なくても責任の所在を明確にしておけば、その熱量が少なくなることはないと思います。
それでは、今日は短いですが宣伝を挟んでからまとめに入ります。
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まとめ
結論として、責任の所在を明確にしておけば、プロジェクトが大きく失敗することはないと思います。
そういう意味では、やはり社長が先陣切って出てくる会社のほうが成功確度は高くなります。
ただ、規模が大きくなればそういうわけにはいかないので、「結果責任」と「実行責任」を明確化した上でkintone構築プロジェクトに臨んで頂ければなと思います!
ということで以上になります!
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本日もありがとうございました!また次回お会いしましょう~!ぐっば~い!
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