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kintoneのプラグイン「フロア区画管理プラグイン」とは?強みや価格、導入事例まで徹底解説【kintoneプラグイン】

kintoneで施設や設備の位置情報を「見える化」し、管理業務を圧倒的に効率化できる「フロア区画管理プラグイン」。本記事では、導入前の悩みや課題、機能、料金、導入事例まで徹底解説します。点検・保守・在庫管理など、現場業務をスマートに変革したい方は必見です。

フロア区画管理プラグインとは

フロア区画管理プラグインは、kintone上でフロアマップや図面、画像ファイルにPINを立てて、設備や施設の位置情報を直感的に管理できるプラグインです。広大な工場や商業施設、複雑な建物の区画管理、点検・保守業務、在庫管理など、従来は紙やExcelで煩雑に行われていた業務を、kintoneと連携して一元化します。地図では表現しにくい現場の「どこに何があるか」を可視化し、情報の即時共有や履歴管理も可能です。

フロア区画管理プラグインが解決できる悩み

  • 設備や施設の位置情報を紙やExcelで管理しており、情報が散在している
  • 図面やフロアマップ上で「どこに何があるか」が分かりづらく、現場作業が非効率
  • 点検や保守の履歴が管理しきれず、情報の抜け漏れや属人化が発生している

現場の「見える化」が進まず、担当者ごとに管理方法がバラバラだったり、情報更新のタイミングが遅れたりすることで、ミスや手戻りが発生しやすい状況を根本から解決します。kintoneの柔軟なデータベースと組み合わせることで、現場とオフィス間の情報共有もシームレスに実現できます。

フロア区画管理プラグインの提供メーカー紹介

合同会社Pons

フロア区画管理プラグインは、合同会社Ponsが開発・提供しています。合同会社Ponsはkintoneを軸とした業務改善・現場DX支援に強みを持つIT企業です。特に、現場の業務フローや運用課題に寄り添ったヒアリング力と、kintoneの標準機能を最大限に活かすカスタマイズ提案力が高く評価されています。現場の声を反映したプロダクト開発を重視し、導入後のサポート体制も万全です。

詳細については、合同会社Pons公式サイトをご覧ください。

フロア区画管理プラグインの料金

プラン名初期費用(税抜)月額料金(税抜)利用アプリ数備考
フロア区画管理100,000円30,000円2アプリまで追加アプリごとに月額10,000円
  • 初期費用にはセットアップサポート、ライセンス付与、操作マニュアル送付が含まれます。
  • kintoneスタンダードプランの契約が別途必要です。
  • 追加オプションとして、利用アプリ数の拡張やカスタマイズ対応も相談可能です。

フロア区画管理プラグインの機能概要

主な機能一覧

  • 図面・フロアマップ上へのPIN表示
  • kintoneレコードとの連携
  • テーブル・関連レコード対応
  • 履歴管理機能
  • PINの色分け・ステータス表示
  • スマートフォン・タブレット対応
  • セキュリティチェックシート対応

機能ごとの詳細解説

  • 図面・フロアマップ上へのPIN表示
    施設や設備の位置を図面や画像ファイル上にPINとして配置。現場のレイアウトや設備配置を直感的に把握でき、初めて現場に入る作業者でも迷わず作業できます。
  • kintoneレコードとの連携
    各PINはkintoneのレコードと紐づき、設備名・設置日・点検履歴などの詳細情報をワンクリックで確認可能。紙やExcelで煩雑だった情報管理が大幅に効率化します。
  • テーブル・関連レコード対応
    設備ごとの詳細データをテーブルや関連レコードで管理でき、複雑な情報も整理された形で一元管理できます。設備ごとの履歴や属性情報も蓄積され、検索や分析も容易です。
  • 履歴管理機能
    点検や保守の実施履歴を記録し、過去データとの比較や傾向分析が可能。定期点検や修繕計画の立案にも役立ちます。
  • PINの色分け・ステータス表示
    設備や区画の状態(例:点検済・未点検・要修理など)をPINの色で可視化。現場の状況を一目で把握でき、対応漏れを防ぎます。
  • スマートフォン・タブレット対応
    現場でのモバイル端末からも直感的に操作でき、情報の即時入力・閲覧が可能。出先からでも最新情報を共有できます。
  • セキュリティチェックシート対応
    個別のセキュリティ要件にも柔軟に対応し、安心して運用できる体制を整えています。

フロア区画管理プラグイン活用事例概要

ポラテック株式会社様の導入事例

木造建築のプロフェッショナルであるポラテック株式会社では、従来紙で管理していた検査記録を「フロアマップ」とkintoneで一元管理することで、年間約3,000時間もの業務効率化と顧客満足度アップを実現しました。住宅引き渡し前の立会検査や傷・不備の確認作業を、フロアマップ上で可視化・記録することで、現場とオフィス間の情報共有がスムーズになり、品質管理レベルも向上しています。また、SDGsや脱炭素社会の推進にも貢献する業務改善を実現しています。

物流・倉庫業での活用例

物流現場では、倉庫内の棚卸しや在庫管理にも応用されています。棚の画像をフロアマップとして登録し、各棚のロケーションや在庫状況をPINの色分けで管理。未登録・登録済・発注点割れなどを色で判別し、現場の在庫状況をリアルタイムで把握できます。計算フィールドと組み合わせることで、ビジュアルな棚卸し管理も実現しています。

まとめ

フロア区画管理プラグインは、kintoneユーザーが抱える「現場の位置情報管理」「点検・保守履歴の一元化」「情報の属人化や抜け漏れ」といった課題を、図面やフロアマップ上へのPIN表示とkintone連携で根本から解決します。料金体系も明確で、現場の規模や運用体制に合わせたカスタマイズも可能です。実際の導入事例からも、業務効率化や品質管理レベルの向上、顧客満足度アップなど、多くのメリットが実感されています。現場業務のDXを加速させたい方は、ぜひフロア区画管理プラグインの導入を検討してみてください。

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