kintoneの連携サービス「DataSyncer for kintone」とは？強みや価格、導入事例まで徹底解説【連携サービス】

2024.12.04

日々の業務において、基幹システムからのデータ入力や複合機からのPDF登録に手間を感じることはありませんか？また、データの一元管理ができずに情報が分散していると感じることもあるでしょう。さらに、手動でのデータ編集や登録作業が煩雑で時間がかかるという悩みも多いはずです。そんな課題を解決するために開発されたのが「DataSyncer for kintone」です。本記事では、この連携サービスの特徴や料金、活用事例について詳しく紹介します。この記事を読むことで、データ管理と業務効率化がどのように実現できるかがわかります。

kintoneの連携サービス「DataSyncer for kintone」とは
主な特徴
DataSyncer for kintoneが解決できる悩み
DataSyncer for kintoneの提供メーカー紹介
DataSyncer for kintoneの料金
- 追加オプション
DataSyncer for kintoneの機能概要
- 各機能の詳細
DataSyncer for kintone活用事例概要
まとめ

kintoneの連携サービス「DataSyncer for kintone」とは

「DataSyncer for kintone」は、基幹システムから出力されるCSVファイルや複合機から受信したPDFファイルを自動的にkintoneに連携するサービスです。Windows上で常駐稼働するアプリケーションとして動作し、フォルダ上でファイルを検知すると自動的にkintoneへの登録処理を開始します。これにより、手作業によるデータ入力の手間を削減し、業務効率を大幅に向上させます。

主な特徴

CSVファイルの自動登録: フォルダ上で検知したCSVファイルを自動的にkintoneに登録
PDFファイルの自動アップロード: フォルダに投入されたPDFファイルを検知し、自動的にkintoneへアップロード
データクレンジング機能: 文字列変換やカンマ削除など、必要なデータクレンジングを自動で実行

これらの機能によって、「DataSyncer for kintone」はデータ管理と業務効率化に大きく貢献します。

DataSyncer for kintoneが解決できる悩み

手作業によるデータ入力が煩雑

CSVやPDFファイルを自動で連携し、手作業を削減。

情報が分散して一元管理が難しい

基幹システムからのデータをkintoneで一元管理可能。

データ編集作業が多くて時間がかかる

自動でデータクレンジングを行うため、事前編集不要。

これらの悩みを解決することで、業務効率が大幅に向上し、情報管理の負担も軽減されます。

DataSyncer for kintoneの提供メーカー紹介

クラフテクス株式会社

「DataSyncer for kintone」を提供しているクラフテクス株式会社は、「kintone特化型」のデータ連携サービスを開発しています。基幹システムや複合機FAX、メールやWebフォームなど様々なデータソースをkintoneに連携することで、kintoneで全ての情報を確認・活用できる世界を目指しています。その強みは、多様なデータソースとの連携力と高い技術力です。

詳細については、クラフテクス株式会社公式サイトをご覧ください。

DataSyncer for kintoneの料金

「DataSyncer for kintone」の料金体系は以下の通りです。

項目	料金（税抜）
初期費用	100,000円
CSV登録機能	120,000円/年
PDF登録機能	120,000円/年

追加オプション

導入支援（初期設定・カスタマイズ）サービスあり（別途費用）

このシンプルな価格設定は多くの企業にとって導入しやすいものとなっています。

DataSyncer for kintoneの機能概要

以下は、「DataSyncer for kintone」の主な機能一覧です。

CSVファイル自動登録: フォルダ内CSVファイルを検知し、自動的にkintoneへ登録
PDFファイル自動アップロード: フォルダ内PDFファイルを検知し、自動的にkintoneへアップロード
データクレンジング: 文字列変換やカンマ削除など、自動で実行
カラム名とフィールドコード紐付け: CSVカラム名とkintoneフィールドコードを自動マッピング
全文文字検索型データ入力: PDF内特定文字列検索とフィールド入力

各機能の詳細

CSVファイル自動登録機能
フォルダ内で検知したCSVファイルは、自動的にkintoneへ登録されます。これにより手作業による転記ミスがなくなり、正確なデータ管理が可能になります。
PDFファイル自動アップロード機能
フォルダ内で検知したPDFファイルは、自動的にkintoneへアップロードされます。この機能によって契約書や請求書など重要文書も迅速に管理できます。
データクレンジング機能
半角カナの全角変換や数値からのカンマ削除など、自動でデータクレンジングが行われます。このため事前編集作業が不要になり、効率的です。
カラム名とフィールドコード紐付け機能
CSVカラム名とkintoneフィールドコードとの紐付け設定によって、自動マッピングが可能です。異なるフォーマットでも対応できます。
全文文字検索型データ入力機能
PDF内特定文字列検索によって、自動的に指定フィールドへ入力されます。このため情報抽出も簡単です。

DataSyncer for kintone活用事例概要

「DataSyncer for kintone」は、多くの企業で活用されており、その効果は顕著です。例えば、大手製造業では基幹システムから出力される生産進捗データをリアルタイムで共有することで、生産性向上につながりました。また、中小企業でも営業チーム全体で顧客情報と受注状況をリアルタイムで共有することで迅速な意思決定が可能になっています。さらに、人事部門では労務管理資料など重要文書の管理にも活用されており、コンプライアンス強化にも寄与しています。

具体的な導入事例についてはこちらをご覧ください。

まとめ

本記事では、「DataSyncer for kintone」の特徴や料金体系、活用事例について詳しく解説しました。この連携サービスは、多様なニーズに応じた柔軟な対応力と高い操作性を持ち合わせています。また、自動化されたデータ連携と詳細な状況管理機能によって、多くの企業で高い評価を得ています。「DataSyncer for kintone」を導入することで得られるメリットは計り知れず、その柔軟性と拡張性から多くのビジネスシーンで活躍しています。今後も進化し続けるこのツールは、あなたのビジネスにも新たな価値をもたらすでしょう。

記事一覧に戻る