AI-OCRプラグイン for kintone k&iソリューションズ株式会社

kintoneのプラグイン「AI-OCRプラグイン for kintone」とは?強みや価格、導入事例まで徹底解説【kintoneプラグイン】

日々の業務で、手動でのデータ入力や非定型帳票の処理に時間がかかっていませんか?また、電子帳簿保存法への対応に頭を悩ませている企業も多いでしょう。そんな課題を解決するのが「AI-OCRプラグイン for kintone」です。このプラグインを活用すれば、帳票データの自動読取りや法的要件への対応がスムーズになり、業務効率化が実現します。この記事では、AI-OCRプラグインの強みや価格、具体的な導入事例について詳しく解説します。

kintoneのプラグイン「AI-OCRプラグイン for kintone」とは

「AI-OCRプラグイン for kintone」は、k&iソリューションズ株式会社が提供するkintone専用の機能拡張サービスです。このプラグインは、非定型帳票の読取りをAI技術で自動化し、電子帳簿保存法にも対応した次世代型OCRソリューションです。帳票レイアウトの事前設定が不要で、手書き文字や英語表記にも対応可能。業務改善やドキュメントDX(デジタルトランスフォーメーション)を強力にサポートします。

AI-OCRプラグイン for kintoneが解決できる悩み

  • 手動でのデータ入力作業が煩雑
    帳票データを手作業で入力する手間がかかり、ミスも発生しやすい。
  • 非定型帳票の処理が難しい
    定型フォーマットではない帳票から必要な情報を抽出する作業が困難。
  • 電子帳簿保存法対応が複雑
    法律に準拠した形で帳票データを保存・管理するための手順が複雑。

これらの問題に対して、AI-OCRプラグイン for kintoneは自動化と効率化を実現し、業務負担の軽減に貢献します。

AI-OCRプラグイン for kintoneの提供メーカー紹介

k&iソリューションズ株式会社

k&iソリューションズ株式会社は、税理士法人や社会保険労務士法人などから成る総合コンサルティンググループを母体としています。士業の専門知識とkintoneを組み合わせた情報サービスを提供しており、書類電子化だけでなくコンプライアンス強化までワンストップでサポートします。また、税理士法人が監修した「事務処理規程」のサンプルを無償提供しており、電子帳簿保存法対応においても安心して利用できる点が特徴です。

詳細については、k&iソリューションズ株式会社公式サイトをご覧ください。

AI-OCRプラグイン for kintoneの料金

プラン名年額料金(税抜)読取り可能ページ数
スタータープラン60,000円年間2,000ページ
ライトプラン120,000円年間4,800ページ
スタンダードプラン240,000円年間12,000ページ
プレミアムプラン420,000円年間26,000ページ
エンタープライズプラン720,000円年間60,000ページ

オプション

  • 読取りページ数の追加購入も可能ですが、契約期間中のみ利用でき、繰越は不可です。
  • Microsoft社提供のAIサービスに依存するため、読み取り精度については保証されません。

AI-OCRプラグイン for kintoneの機能概要

主な機能一覧

  • 非定型帳票から必要な情報を自動抽出
  • 電子帳簿保存法対応
  • カスタム読取り項目設定
  • 手書き文字や英語表記にも対応
  • モバイルカメラで画像登録可能
  • 一括読み取り機能
  • マスタ連携によるデータ補完
  • インボイス対応(適格請求書発行事業者確認)
  • 初期設定簡単

各機能の詳細説明

●非定型帳票から必要な情報を自動抽出

事前に帳票レイアウトを設定する必要がなく、AI技術によって非定型帳票から自由に情報を抽出できます。これにより、多様なフォーマットに対応しながらも効率的なデータ入力が可能です。

●電子帳簿保存法対応

AI-OCRによって抽出された情報は、自動的に電子帳簿保存法に準拠した形で管理されます。特に検索性要件を満たすための項目も自動入力されるため、法的要件への対応も簡単です。

●カスタム読取り項目設定

明細情報や履歴書など、多様な書類から特定の情報だけを抽出できるカスタム読取り項目機能があります。これにより、企業ごとのニーズに合わせた柔軟な運用が可能です。

●手書き文字や英語表記にも対応

日本語だけでなく英語表記や手書き文字にも対応しており、多国籍企業や海外取引先との文書管理にも役立ちます。

●モバイルカメラで画像登録可能

現場担当者がモバイル端末から直接画像ファイル(PDF以外も可)をアップロードでき、その場でAI-OCRによるデータ化が行われます。これによりスピーディーな文書処理が実現します。

●一括読み取り機能

大量の帳票データを一括で読み取れるため、大規模な処理でも効率的です。kintoneアプリ上で一括実行できるので、現場担当者が1件ずつ処理する手間が省けます。

●マスタ連携によるデータ補完

抽出された値はルックアップフィールドに格納され、不足している情報は商品マスタや顧客マスタなどから自動補完されます。これにより正確性と効率性が向上します。

●インボイス対応(適格請求書発行事業者確認)

国税庁データベースと連携し、自動的に登録番号の有効性確認や商号、本店所在地などの取得を行います。これにより請求書管理もスムーズになります。

●初期設定簡単

kintoneアプリ内で必要なフィールドは自動生成されるため、初期設定作業はほとんど不要です。また既存アプリへの追加も容易です。

AI-OCRプラグイン for kintone活用事例概要

  1. 電子帳簿保存法対応・インボイス対応

電子帳簿保存法への対応だけでなく、「適格請求書発行事業者確認プラグイン」と併用することで、請求書管理プロセス全体を効率化できます。また、自動読み取った日付や金額データを活用した分析も可能です。

  1. 経費精算プロセス改善

モバイルカメラで撮影した領収書などから経費精算に必要な情報を自動抽出し、そのまま社内申請フローへ組み込むことができます。これにより経費精算プロセス全体が大幅に効率化されます。

  1. 名刺管理・CRMへの応用

顧客管理アプリと連携させることで名刺情報の転記作業も効率化されます。また顧客や取引先ごとに紐づけた文書管理も容易になります。

  1. 電子契約との併用によるドキュメントプロセス全体のデジタル化

Adobe Acrobat Signなどとの連携によって、契約管理から承認プロセスまで一連のドキュメントプロセス全体をデジタル化できます。これにより社内外双方で効率的な文書管理が実現します。

まとめ

「AI-OCRプラグイン for kintone」は、多様な非定型帳票から必要な情報を自動抽出し、業務効率化とコンプライアンス強化を同時に実現する強力なツールです。特に電子帳簿保存法への対応や、大量データ処理、一括読み取り機能など、大規模な企業運営にも適した機能が豊富です。また、人手不足解消やミス削減にも貢献し、多くの企業で導入されています。このような利便性と高い汎用性から、「AI-OCRプラグイン for kintone」は多くの企業にとって不可欠なツールとなりつつあります。

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