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モジトリ

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福島コンピューターシステム株式会社

kintone×AI OCR「モジトリ」連携で紙作業を圧倒的に削減！柔軟な読み取り設定と活用事例をペパコミが解説

2025.07.07

多くの企業で、日々発生する紙の書類、特に見積書や請求書などの処理に多くの時間と労力がかかっています。これらの書類を手作業でデータ入力するのは、非効率であり、入力ミスも発生しがちです。この紙作業の負担を軽減し、kintoneと連携して業務を自動化する方法として、AI OCRが注目されています。

弊社では、Cybozu Days 2024にて様々なブースを拝見しました。その中でも特に弊社が注目したのが、福島コンピューターシステム様の提供するAI OCRサービス「モジトリ」です。モジトリは、画像やPDFから文字を自動で読み取り、kintoneのフィールドに保存する製品です。AI OCRで読み取った文字をkintoneに保存するという基本的な動きをスムーズに実現します。

なお、ペパコミ株式会社では、「kintone」を活用した業務支援を行っています。業務効率化にお悩みの方は、ぜひ以下からお気軽にご相談ください。

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また、本記事の内容はプラグインの本来の目的や全ての使い方を網羅しているわけではない可能性があることを理解しておきましょう。実際にプラグインを導入する際は、提供元が公開している公式情報なども合わせて確認することをおすすめします。
あくまでこんなことが出来るんだ。というイメージをしてもらう目的で記事にしていることをご了承下さい。

kintoneとAI OCR「モジトリ」連携のメリット
kintoneとAI OCR連携サービス「モジトリ」の仕組みと機能
kintoneとAI OCR連携サービス「モジトリ」の活用事例と導入効果
kintoneとAI OCR連携サービス「モジトリ」の導入費用と利用方法
まとめ

kintoneとAI OCR「モジトリ」連携のメリット

モジトリとkintoneを連携させることで、紙書類のデータ化において以下のメリットが得られます。

多様なフォーマットに対応する柔軟性
事前の複雑な設定が不要
ルックアップフィールドへの取り込み

これらのメリットは、従来のOCR製品と比較しても特筆すべき点です。紙書類の処理にお悩みであれば、ぜひご検討いただきたい連携です。

多様なフォーマットに対応する柔軟性

モジトリの大きなメリットは、フォーマットが事前に決まっていなくても、探し出した文字をkintoneのフィールドに入れられる点にあります。

例えば、見積書の場合、どんなフォーマットの見積書にも対応できるとご紹介されています。これは、座標で読み取るのではなく、裏側で設定する「文字取りルール」に基づいて文字を探す仕組みだから実現します。

そのため、取引先ごとに異なる形式の書類が多くても、一つの仕組みで対応できます

事前の複雑な設定が不要

従来のOCR製品でよくあるマッピング作業や、その他の複雑な事前設定が不要であることもモジトリの大きな特徴です。

文字取りのルールを設定すれば、それに合わせて探し出した文字がkintoneのフィールドに入力されます。

この設定画面は、AIに不慣れな方でも扱いやすい設計です。例えば、「株式会社」を探したいといった設定を行い、それに合致する文字をフィールドに設定するという流れです。

設定が容易なため、導入へのハードルが低く、すぐに使い始められるでしょう。

ルックアップフィールドへの取り込み

モジトリは、読み取った文字データをkintoneのルックアップフィールドに取り込められます。

例えば、請求書から読み取った取引先名を基に、kintoneに登録済みのマスタアプリから取引先の詳細情報（住所や担当者など）を自動で引っ張ってくる運用が実現できます。

これにより、手入力によるマスタ連携の手間やミスをなくし、より正確なデータ管理が可能です。

kintoneとAI OCR連携サービス「モジトリ」の仕組みと機能

モジトリは、画像やPDFファイルを読み込み、AIの力で文字を認識してデータ化する仕組みです。

ここでは、以下5つのモジトリの仕組みや機能を解説します。

画像・PDFからの文字データ化とkintoneへの保存
正規表現を活用した独自の読み取りルール
テーブル（明細）の自動読み取り機能
スマホでの写真撮影による読み取り
読み取り設定と編集・削除機能

それぞれ説明します。

画像・PDFからの文字データ化とkintoneへの保存

モジトリは、JPEGやPNGといった画像ファイルだけでなく、PDFファイルにも対応しています。

使用しているファイルを選択し、読み取りボタンを押すと処理が開始され、左側のkintoneフォームに自動で入力されていく様子が確認できます。

オリジナルの読み取りファイルは、kintoneの添付ファイルフィールドに保存することも可能です。

そのため、元データとkintone上のデータを紐付けて管理できます。

正規表現を活用した独自の読み取りルール

モジトリの読み取りは、座標指定ではなく「文字取りルール」という設定に基づいて行われます。

このルールは、言ってしまえば正規表現を使った構築です。設定画面で「株式会社だったら法人名に」といった形でルールを定義することで、指定した文字パターンを書類中から探し出し、対象のkintoneフィールドに入力します。

そのため、レイアウトに依存しない柔軟な読み取りが実現可能です。また、複数のルールを設定した場合、ルールの優先度をドラッグ操作で簡単に並び替える機能も備わっています。

例えば、「株式会社」を最優先で探し、見つからなければ次に「有限会社」を探す、といった設定が可能です。

テーブル（明細）の自動読み取り機能

書類内のテーブル、つまり明細部分を自動で読み取る機能もあります。

そのため、見積書や請求書に記載された品名、数量、単価などの明細行を認識し、kintoneのサブテーブルにそのまま入力できます。

編集画面上で読み取られた明細を確認し、必要に応じて修正することも可能です。サブテーブルの読み取りは、詳細設定でON/OFFを切り替えられます。

スマホでの写真撮影による読み取り

モジトリはPCだけでなく、スマートフォンからも利用できます。

スマートフォンの場合、書類を写真で撮影して読み込みを開始します。名刺や領収書など、手元にある書類をその場で撮影し、すぐにkintoneに取り込めるため、外出先での業務効率化に役立つでしょう。

なお、撮影した画像データも添付ファイルとしてkintoneに保存できます。

読み取り設定と編集・削除機能

詳細設定では、サブテーブルの読み取り有無の他に、読み取ったファイルをkintoneのファイルフィールドに添付して保存するかどうか、そしてその添付ファイルを後から削除できるようにするかどうかを設定できます。

特に添付ファイルの削除機能は、容量問題を気にされる方にとって便利な機能です。

読み取り結果はkintoneの入力画面で確認でき、必要に応じて修正や削除を行った後に保存できます。

kintoneとAI OCR連携サービス「モジトリ」の活用事例と導入効果

モジトリを連携すると、以下のような業種・業務で活用できます。

建設業における請求書処理の自動
帳票への応用
工数削減による生産性向上

特に、定型・非定型問わず多くの紙書類を扱う現場で、その効果を発揮すると期待できます。

建設業における請求書処理の自動

建設業界では、協力会社ごとに請求書の書式がバラバラであるため、手作業でのデータ入力や原価管理への紐付けに手間がかかっているケースが多くあります。

しかし、モジトリと連携すると、書式が異なる請求書でも、ある程度統一した項目設定（文字取りルール）を行っておけば読み取りが可能です。

読み取った請求書情報をkintoneに自動登録し、それを工事情報と紐付けて原価管理を行う、さらには会計システムへ連携するといった一連の業務を効率化できます。

帳票への応用

見積書や請求書以外にも、モジトリは様々な帳票の読み取りに対応できる可能性があります。

例えば、名刺や領収書はもちろん、動画内では写真のように複雑なものや、刻印されたような文字まで読み取れます。

モジトリの文字認識能力は柔軟にルール設定できるため、人が読めれば、モジトリも読み取れる場合が多いです。

工数削減による生産性向上

モジトリを連携すると、これまで紙書類の処理に費やしていた人的コストを大幅に削減できます。

手作業での入力やファイリング、確認にかかる時間を削減することで、担当者はより創造的で価値の高い業務に集中できます。

結果として、組織全体の生産性向上に繋がるでしょう。

kintoneとAI OCR連携サービス「モジトリ」の導入費用と利用方法

kintoneとモジトリを連携させるための導入費用と利用方法についてご説明します。シンプルで分かりやすい料金体系が採用されています。

月額費用と読み取り枚数制限

モジトリの料金は月額制で、税込みで月額800円で、月間1万枚まで読み取り可能です。

もし月間1万枚以上の読み取りが必要な場合は、別途問い合わせることで別のプランが紹介されます。

ドメイン単位の課金体系

モジトリの料金は、kintoneのユーザー数には関係なく、ドメイン単位で課金されます。

一つのkintoneドメイン内で、いくつアプリを使っても、利用するユーザーの数に関わらず、月額800円（1万枚制限あり）で利用できます。

そのため、ユーザー数の多い組織でもコストを気にせず導入しやすい仕組みです。

1ヶ月間の無料お試し

モジトリには、導入を検討している方向けに1ヶ月間の無料お試し期間が用意されています。

実際に自社の書類を使って読み取り精度や操作性を試すことができるため、安心して導入を判断できます。興味がある方は、無料お試しを利用してみるのが良いでしょう。

まとめ

kintoneとAI OCRサービス「モジトリ」の連携は、見積書や請求書をはじめとする紙書類のデータ化作業を自動化し、業務効率を飛躍的に向上させる強力な手段です。

フォーマットに縛られない柔軟な読み取りや、ルックアップ連携機能、スマホ対応など、現場のニーズに応える多くの機能を備えています。また、月額800円からの分かりやすい料金体系で、1ヶ月間の無料お試しも可能です。

紙書類の処理にかかる負担を軽減し、kintoneでのデータ活用をさらに推進したい企業にとって、モジトリは非常に魅力的な選択肢になるでしょう。

なお、ペパコミ株式会社では、「kintone」を活用した業務支援を行っています。業務効率化にお悩みの方は、ぜひ以下からお気軽にご相談ください。

ペパコミ株式会社へ無料で相談する

Contents

kintoneとAI OCR「モジトリ」連携のメリット
kintoneとAI OCR連携サービス「モジトリ」の仕組みと機能
kintoneとAI OCR連携サービス「モジトリ」の活用事例と導入効果
kintoneとAI OCR連携サービス「モジトリ」の導入費用と利用方法
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