kintoneのプラグイン「年月表示プラグイン」とは？強みや価格、導入事例まで徹底解説【kintoneプラグイン】

2025.06.26

kintoneで月次報告や月単位のデータ管理をしていると、「日付までは不要」「年月だけで十分」というシーンが多くありませんか？年月入力をリストボックスや文字列フィールドで代用していると、運用が煩雑になりがちです。「年月表示プラグイン」は、こうした課題を解決し、kintoneの日付フィールドを“年月”専用の入力・表示に変えることで、業務の効率化とデータ品質向上を実現します。本記事では、プラグインの強み・料金・導入事例まで徹底解説します。

kintoneのプラグイン「年月表示プラグイン」とは
年月表示プラグインが解決できる悩み
年月表示プラグインの提供メーカー紹介
年月表示プラグインの料金
年月表示プラグインの機能概要
年月表示プラグイン活用事例概要
まとめ

kintoneのプラグイン「年月表示プラグイン」とは

年月表示プラグインは、kintone標準の日付フィールドを「年月」形式で表示・入力できるようにする有料プラグインです。通常、kintoneの日付フィールドは「年月日」単位ですが、年月表示プラグインを導入することで、「2025年06月」といった“年月”のみの管理が可能になります。
入力時も年月だけを選択できるため、操作が直感的でミスも減少。月次報告や月別集計、定期契約管理など、月単位のデータ管理が求められる現場で大きな力を発揮します。
一覧画面・詳細画面・編集画面・印刷画面すべてに対応しており、どの画面でも一貫して年月表示を実現します。

年月表示プラグインが解決できる悩み

月次管理や月報作成で「日付」まで不要なのに、標準機能では年月日しか入力できない
リストボックスや文字列フィールドで年月を管理しているが、集計や運用が煩雑
一覧・印刷画面などで「年月」だけを見やすく表示したい

年月表示プラグインを導入すれば、こうした課題を根本から解決。日付フィールドのまま“年月”入力・表示ができるため、データの一元管理や集計、検索もスムーズです。リストボックス代用による入力ミスや運用負担も大幅に軽減されます。

年月表示プラグインの提供メーカー紹介

株式会社ジャパンコンピューターサービス

年月表示プラグインは、株式会社ジャパンコンピューターサービス（JCS DX推進グループ）が開発・提供しています。JCSは40年以上にわたり、業務システム開発やITインフラ構築の実績を持つ独立系IT企業です。kintoneの現場課題を解決するためのプラグイン開発に特化し、ユーザー視点の実用的な機能設計と、買い切り型の明瞭な価格体系が特徴。公共団体や大手企業向けの閉域網対応、バージョンアップ無償提供など、長期運用を見据えたサポート体制も強みです。

詳細については、株式会社ジャパンコンピューターサービス公式サイトをご覧ください。

年月表示プラグインの料金

プラン名	料金（税抜）	サポート内容
年月表示プラグイン	40,000円/1ドメイン	買い切り制。バージョンアップ無償。複数アプリで利用可。30日間無償試用可

30日間の無償試用が可能。試用後も申し込みがない限り自動課金は発生しません。
買い切り制のため月額費用は不要。購入後のバージョンアップも無償提供（kintone仕様変更対応・機能追加含む）。
同一ドメイン内であれば複数アプリに設定可能。複数ドメイン利用時はドメインごとに購入が必要。
全プラグイン使い放題の「キンプラメンバーシップ」も選択可能（詳細は公式ページ参照）。

年月表示プラグインの機能概要

主な機能一覧

日付フィールドを“年月”形式で表示・編集
入力時に年月だけを選択可能
一覧画面・詳細画面・編集画面・印刷画面すべて対応
設定画面で対象日付フィールドを選択可能
サブテーブル内の日付フィールドにも対応
スマートフォン版kintoneにも対応
買い切り制＆無償バージョンアップ

機能ごとの詳細解説

日付フィールドを“年月”形式で表示・編集
標準の日付フィールドを「YYYY年MM月」形式で表示し、編集時も年月のみ選択できます。日付入力の手間やミスを大幅に削減します。
一覧画面・詳細画面・編集画面・印刷画面すべて対応
どの画面でも統一して年月表示が可能。月次報告書や月別集計など、月単位のデータ管理が一層見やすくなります。
設定画面で対象日付フィールドを選択可能
プラグイン設定画面で、どの日付フィールドを年月表示にするかを選択できます。複数フィールドやサブテーブル内の日付フィールドにも柔軟に対応します。
サブテーブル内の日付フィールドにも対応
バージョン2.0（2024年11月リリース）から、サブテーブル内の日付フィールドも年月表示に対応。複雑なデータ構成でも一括で年月管理が可能です。
スマートフォン版kintoneにも対応
PCだけでなくスマホアプリでも年月入力・表示が可能。外出先や現場でもストレスなく運用できます。
買い切り制＆無償バージョンアップ
一度購入すれば月額費用は不要。kintoneの仕様変更や新機能追加時のバージョンアップも無償で提供されます。

注意点

表示は「YYYY年MM月」形式。CSV出力時は「YYYY-MM-01」として出力されます。
フィールドタイプ「日時」「作成日時」「更新日時」には非対応。
一覧画面で編集後、年月表示への切り替わりに時間がかかる場合あり。表示されない場合はページ更新が必要。
試用期間終了後はライセンス購入が必要。

年月表示プラグイン活用事例概要

公式ページでは、以下のような活用シーンが紹介されています。

月次報告や月次集計で「何年何月」のデータ管理が必要な場合に最適
これまでリストボックスや文字列フィールドで年月を管理していた現場が、年月表示プラグイン導入で入力ミスや集計作業の手間を大幅に削減
サブテーブル内の月次記録や、複数部門の月単位進捗管理など、複雑な業務にも柔軟に対応

導入現場からは「月次管理の入力ミスが激減した」「集計や検索がしやすくなった」「運用負担が大幅に軽減された」といった声が寄せられています。

まとめ

年月表示プラグインは、kintoneの日付フィールドを“年月”専用に変換できる有料プラグインです。月次報告や月単位のデータ管理を効率化し、入力ミスや運用負担を大幅に削減。買い切り制・バージョンアップ無償・スマホ対応など、長期運用にも最適な機能とサポート体制を備えています。月単位でのデータ管理や月次集計が必要な現場には必須のプラグイン。kintone運用の効率化・品質向上を目指すなら、ぜひ導入を検討してください。

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