kintone構築のペパコミ株式会社 竹谷です。
クラウドシステムはネットがつながる環境であれば
どこからでもリアルタイムに情報を共有できることが
大きなメリットのひとつです。
ある会社さんで業務の運営に天気が関係するため、
特定の場所の天気一覧を見たいという要望がありました。
その実現内容をお伝えします。
必要な情報といままでの方法
その会社さんが持つ施設が全国に6~7か所あります。
天気によって、その施設の運用が変わるため、
常に天気による運営を気にする必要がありました。
つまり必要な情報は、施設の場所別の今日から3日後までの天気です。
今までは事務の方が、複数の天気予報サイトを3~4つ見ながら
それぞれの場所の天気を確認し、まとめたものを施設ごとのシートに入力し、
全体を確認しながらチャットで文章にして送っていました。
天気を確認するだけでまぁまぁ時間のかかる作業ですね。
一覧画面表示の提案
この要望に対しては一覧画面でどのように表示するかがポイントになります。
私はレコードを日付別で作成し、一覧の項目を施設別で表示して
それぞれの施設の天気をラジオボタンで選択するという形を提案しました。
晴れていることが大事なので、パッと見てわかりやすいように
「晴れ」=「○」にしました。
アプリの説明欄には天気予報サイトのリンクを貼って、そこから確認ができるようにしてあります。
カレンダー表示で決定
色々話をしていて、お客様が思いついた形はカレンダー表示でした。
私が提案した形は全施設が常に表示されるのに対して、
お客様は晴れの施設のみを表示する形です。
なるほどね!と思いました。
こちらは使用するレコードが多くなることと、
一覧画面からの選択がしづらいというデメリットはあるものの
晴れの施設を知りたいだけの人からすると、とても分かりやすいです。
そして、これを入力しようとしている本人が
「この形がいいかも!」といって発案しているので、
運用にも問題ありません。
「施設の場所別の今日から3日後までの天気を知りたい」
というご要望に対して、お客様と話し合いながら一緒に考えて決めたのですが、
一覧表示を使うとしても、こんなに見え方が違うものができるんだなと
改めて感じた楽しい時間でした。
そして、お客様としても納得のいく形ができてとても満足されて私もうれしかったです。
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