サイボウズオフィシャルコンサルティングパートナーの
kintoneコンサル会社 ペパコミ株式会社です!
しょっちゅうkintone(キントーン)活用事例を書いていますが、おかげさまでkintone(キントーン)の案件及びコンサルが重なってきており、なかなか記事投稿が出来ていない状況です。
でも日常の気付いた点などについて、ブログ的な感じなら書けそうだと思い、本記事を書いております!w
今日は元々お付き合いのあったOCR開発会社様と打ち合わせをしていて、とても可能性を感じたのでそのことについて・・。
筆者の感覚ですが、OCRやらAIOCRやら一時期に比べ、最近その単語を聞く機会が減ったような気がしています。
個人的な推測として、
OCR!?紙の文字をスキャンしただけでデータ化出来るの!?
スゴイ!じゃあペーパーレス出来るやん!
と燃え上がって一気に認知度が高まったが、
非定型文書は難しいで。やるなら※マッピングするからお金いっぱい掛かるで
識字率は大体7~8割くらいやで。あくまで入力補助的なイメージやから、最終チェックはしっかりしてな
あ、手書きはムリやで。出来るけど高いし、識字率は50%くらいで見といてな。汚い字はムリやで
あっ・・大丈夫っす・・!
的な感じで落ち着いてきてるのでは?と思っています。
※マッピングとは、ある項目に対して、別の項目を位置づけたり、割り当てたりするルール、規則のこと。 例えば履歴書の名前に記入された文字をkintone(キントーン)上の名前というフィールドに関連付ける作業をマッピングという。
個人的には識字率7~8割って問題ないと思っています。
7~8割識字してくれるだけでも労力は減るわけだから。
問題はその割にお金が掛かること。
最終的に人のチェックが必要なのに、果たして費用対効果本当にいいの?(実態は費用対効果まで考えていない企業は多いですが)という実情かなと。
この気持ちは分かります。
だから個人的にあまり勧められてこなかったわけです。
どうしても紙でやらなければいけない業務があります。
そしてその業務をなんとかkintone(キントーン)でやりたい!と仰るお客様も少なくありません。
ただここを無理矢理電子化すると現場がまわらなくなるので、紙でやらなきゃいけないものは紙でやったほうがいいと話しています。
大切なのは、すべての要望を飲み込んでからスタートするのではなく、まず始めてみること。
始めた上で、「実はこの紙業務そもそも・・」みたいなそもそも話が出てくるケースも少なくない。
やたらと前置きが長くなった上、だらだら書きすぎて収集つかなくなりそうなので、結論・・
OCRって便利そうに見えるけど、言うほど効果出なそうだよね
って感じです。
そんな中、以前から付き合いのあったOCR会社さんから、「いい感じでアップグレードしたので一度話をさせてほしい」ということで東京駅で打ち合わせをしました。
結論、
精度がメチャよかったです。
モチロンまだまだ改良の余地はあるのですが、その会社のOCR技術は
1.マッピングを細かく指定しなくても、かなりの精度で読み込める
2.枠線の読み取りが優秀すぎて、しっかり枠線別で読み取りが出来ている
とにかくOCRが高かったり不便なところは、マッピングが大変な点。
しかしこの会社のOCR技術はそこがかなり簡素化されてきており、更に安い!
通常のOCR会社の半額以下で提供している。
これは中小企業にも使えるな~と思いました。
・領収書をスキャンしてkintone(キントーン)に流し込んで経費精算をしたり
・請求書をスキャンしてkintone(キントーン)に流し込んで支払処理や請求書稟議をまわしたり
・CADをスキャンしてそのデータをシステムに取り込んでみたり
・弁護士の黒塗りする箇所を自動判別して自動で黒塗りしてくれたり
色々な業界へ汎用的に出来るものでした。
kintone(キントーン)ってデータを入れるところまでが鬼門なので、データを入れる箇所の簡素化出来るツールは非常に相性がいいですよね。
現状はkintone(キントーン)と連携していないのですが、Zapierを介して繋げるようになったりするといいな~と。
少なくともCSVエクスポート→インポートによる取り込みは出来るので、そこが対応出来るだけでも全然違いますよね。
今まで出来なかったことで出来るようになるわけですから。
kintone(キントーン)の提案の幅がめちゃ広がった良い打ち合わせでした!
ブログなのに長めになってしまった(なのにって意味わからんけど・・)
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