kintone対面開発をやりました。対面開発に対する本音【日記】

kintone構築のペパコミ株式会社 竹谷です!

 

目の前てアプリを作ります。というサービスがあります。

お客様の要望を聞きながら、kintoneを操作し、

アプリを作るという作業です。

どのように作業するのかをご紹介します。

目次

何をしたいかの確認

 

目の前でアプリを作成するときは、2時間くらいが相場なので、

2時間でできることを決めます。

ヒアリングでは色々と要望が出てくるのですが、

その中でも一番やりたいことに焦点を当てて作成することが多いです。

 

今回は「生産工程を入力したい」という要望でした。

 

現在、作業者さんたちが「今日何をしたか?」は特に何もしておらず

全体の流れを見て、感覚的に管理をしているとのことでした。

ここで、一番心配することが作業員さんたちが

「今まで作業内容を入力していないのに、突然入力できるか?」

ということです。

 

kintone導入で一番進まない理由

「入力してくれない」

ということであるのは、ご存知のとおりかと思います。

 

その点に関して今回は

「kintoneで管理できることが理解できるまで自分で入力してみる」

とのことだったので、作成することにしました。

 

生産工程アプリだけではない

 

当然、生産するものをひとつひとつ入力する選択肢はありません。

同じものでも、入力する人によって「半角」「全角」「漢字」「ひらがな」

などで違う商品になってしまいます。

 

そうなると「製品マスタ」を作成し、ルックアップする必要があります。

①製品マスタ

その製品はどこからの受注なのか、わかる必要もあります。

 

受注先がわからなかったら、生産工程を管理しても

受注内容などは紙で確認するなど

②案件管理

 

受注先を入力するのもやはり「顧客マスタ」からルックアップする必要があります。

③顧客マスタ

 

ここまで用意して、やっと

④生産管理アプリ

にたどり着きました。

 

紐づけの確認

 

①案件管理アプリに新規受注内容を入力します

顧客マスタ→(ルックアップ)→案件管理アプリの受注先

製品マスタ→(ルックアップ)→案件管理アプリの受注商品

これで案件管理に「受注先」「製品名」が入りました。

同時にこのレコードに「受注No」を採番します。

 

生産管理アプリで作業工程を入力する際に

案件管理アプリ「受注No」をルックアップにより紐づけます。

同時に「製品名」が入力されます。

 

案件管理アプリの中に「関連レコード」を設定して、

生産管理アプリの工程内容が確認できるようにしました。

 

営業さんは自分の担当の受注案件を案件管理アプリで開けば

生産状況を見ることができるので、

生産管理アプリに入力する意味も大きくなります。

 

ついでに、顧客マスタ「顧客コード」で案件管理を紐づけることで

顧客のレコードを見ると「過去受注履歴」が見えるようになります。

 

まとめ

 

かなり、項目も少なめで、一覧画面はひとつくらいしか設定できませんでしたが、

①製品マスタ

②顧客マスタ

③案件管理

④生産管理

の4つのアプリを作成し、お客様にも喜んでいただけました。

 

とはいえ、実は私は「目の前でのアプリ作成」は好きではありません。

じっくりと考える時間がなく、入力してみて流れを確認しながら

項目を追加したり、フィールドを変更したり、ラベルを設置したり、

ということまで行う時間がないからです。

 

今回は計算フィールドの設置はありませんでしたが、

少し複雑な計算などが入ると、落ち着いたらできることも

時間がないからと急ぐことで逆にミスることもあります。

 

これは作る人の能力やタイプによるので、

単純に私が苦手というだけなんですけどね。

ということで、今回は「目の前でアプリ作成」のざっくりとした内容でした!

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