kintoneは「何ができる?」ではなく「何に使う?」【日記】

kintoneできること

kintone構築のペパコミ株式会社 竹谷です。

 

最近は外で「kintoneの構築・サポートをやっています」と話すと

興味を持ってもらうことが増えました。

 

少し前までは「kintoneって??」と聞かれ、

さらに「クラウドシステム??」と言葉すべてを

説明しないと理解してもらえませんでしたが、

あっと言う間に「これからはクラウドでないと仕事ができない」となりました。

 

それでも「kintoneって何ができるの?」と聞かれることが多いです。

今日はサポートをしている立場からkintoneでできることをお伝えします。

目次

「何ができる」ではない

kintone自体は「はじめは何もない島だった(by どうぶつの森)」状態です。

 

材料がおかれている四角い部屋をイメージしてください。

「この部屋を何に使いますか?」

もし「カフェ」だったら、厨房スペースを作って、テーブルとイスを並べます。

「事務所」だったら、デスクを置いてパソコンを設置するかもしれないです。

使う用途に合わせて、材料を並べていきますよね。

 

kintoneも「何ができる」ではなく、「何に使う」によって使う材料が変わります。

欲しい材料がそこに用意されていなかったら、追加して持ってくるように

プラグインなどがあります。

 

別の部屋に移動するために、ドアを設置するように

APIなどにより、別のシステムと連携することもできます。

 

そうやって、何もなかったところから、使う人によって作っていく

それがkintoneです。

 

何に使いたいのか、そこから考えるとわかりやすいと思います。

 

kintoneの便利な使い方

kintoneの得意はひとことで言うと「情報の共有と蓄積」だと思っています。

 

そのために、どのように入力するかを考える。

どのように見て、確認するかを考える。

それが構築する側が行っていることです。

 

お客様の情報を一番早く入手する営業さんが

お客様情報を入力しやすくするためにはどうするか?

そのお客様の情報を上司や、社内でどう共有するか?

そのお客様への対応をどのように蓄積するか?

 

このような繰り返しがどんどん情報として溜まっていくことで

次の利用が広がっていきます。

 

実は多くの会社さんが日常的に行っていることなのに

その情報がバラバラに管理されているために、

共有と蓄積ができずに垂れ流している状態です。

 

そこをkintoneを使ってカバーするだけの話です。

 

kintoneから始める最大のメリット

kintoneは成長させることができます。

 

プラグインを使った拡張や、連携、

そしてもっと便利にするために、RPAやシステム開発を入れれば

どんどん便利になっていきます。

 

すべて、最初から設計しなくても良くて、

使っている中で「ここに手間がかかっている」と

業務の問題点が明確になってから解決できるのです。

 

kintoneは情報のプラットフォームとして利用できるため、

その上にもっと業務に特化したシステムを置いて

kintoneと情報の連携をすることが可能です。

 

そんなシステムは他にはなかなかありません。

 

まとめ

kintoneを導入したら、業務フローとして使用するだけではなく、

管理している情報をどんどんkintoneに入れてしまえばいいと思っています。

 

どうしても別ファイルで管理しているものは添付してしまうか、

URLを貼って、kintoneから見れるようにすればいいのです。

 

とても簡単なアプリでも、十分使う効果はあると思っています。

伝言メモアプリなど「件名」「内容」「入力者」と3つのフィールドでできます。

それだけでも便利だということを実感できます。

 

「まずは使ってみる」からぜひ始めてください!

 

 

 

 

 

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