kintone構築のペパコミ株式会社 竹谷です。
今日はサポートをしている会社さんとの定期ミーティングでした。
入社して3ヶ月くらいで、kintoneの担当となった女性ですが、
とても楽しくミーティングをしたので、その様子を書いていきます。
kintoneの理解状況
kintone導入してから1年と少し経過している企業様で
導入時は管理部の方が担当でしたが、
半年ほど前から事務さんの担当になりました。
管理部の方は日常業務が忙しく、
ハッキリ言ってkintoneはほどんど進展しませんでした。
それが、事務さんが担当となってから
作成した案件管理アプリに過去の案件データを取り込んだり
社内の経費精算アプリを作成したり、
kintoneがどんどん進化していきました。
業務が効率化されたという実感はまだあまりなくて
今まで、社内のExcel管理をしていた内容を
kintone管理するという第一段階をクリアした感じです。
3ヶ月ほど前に新しく入社した20代の女性事務さんは
入社したときからkintoneを触ったので、
とても自然に当たり前にkintoneに馴染み
3ヶ月後の現在では簡単なアプリは自分で作成していました。
今日の作業
営業補助として、見積書の作成をしているという話を聞いたので、
見積書アプリを作成することにしました。
「ルックアップ」で商品をマスタから選択する形にしたかったので、
先に「商品マスタ」を作成してもらっておいて、
ミーティングでは、見積書の作成のみを行いました。
用意するものは、現在使用している見積書のひな型です。
①新規アプリを「はじめから作成」。見積書ひな形を見ながら必要な項目を並べる。
②今回はレイアウトも見積書と同じようにする、
スペース・ラベルの使用して配置を整える。
※「納品方法」など、だいたいは同じ内容で時々違う文言を入れるという場合は
文字列(1行)を選択して、初期値に文言をいれておく
③見積もり明細テーブルを作成。
「商品マスタ」を開いて、見積書に必要な項目を確認し、
ルックアップフィールドで商品名、単位、単価を持ってくる設定を行う。
④商品別金額・小計・消費税・合計の計算フィールドに計算式を入れて作成。
今回はここまでを行いました。
「商品マスタ」を確認したときに、単価を文字列で作成していたため、
そのままでは「計算フィールド」の対象にならずに、自動計算ができない状態でした。
そこで、「商品マスタ」に数値フィールドで「単価」を作成し、
「ファイルの書き出し・読み込み」で「単価(文字列)」→「単価(数値)」と置き換え作業も
実際にやってもらいながら、お伝えすることができました。
次回はプリントクリエイター設定
見積書アプリの作成が終わったので、次は帳票出力です。
その前にまずは見積書アプリを使用してもらう必要があります。
使ってみると、「あれ?」と違和感を感じる部分であったり
「ここ使いづらい」と思う部分が出てきます。
例えば、顧客名を「ルックアップ」にしているけど、
選択する際に表示される項目であったり、
ひな形に住所はなかったけど、このまま印刷して送れるようにしたい、
であったりと、作成時に気づかなかったことが出てきます。
そのような内容を踏まえて改修を行い、
使いやすい形にしてから次の作業へ進みます。
この企業様はプリントクリエイターを利用しているので、
次回のミーティングには
「入力項目が空欄となっている見積書ひな形pdf」
を準備しておいてもらうようにお話して、本日は終了でした。
ひとつひとつ、一緒に作業をする中で
少しずつ出てくる疑問だったり、
もう少しこうならないかなという要望を
その場で解決しながら、興味をもって取り組んでくれるので、
私もとても楽しく作業を行うことができました。
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