kintone構築のペパコミ株式会社 竹谷です!
今日は初期構築中に業務フローで迷ったお客様に
選択するため見せるデモアプリを作成しました。
デモとはいえ、入力する人がどのように見えるか
理解できないと意味がないので、ちゃんと作ります。
じぶんページを使った構築ですが、
どのような設定作業を行ったかを書いていきます。
現場の人が入力する作業報告書
今回作成したのは「作業報告書」です。
弊社にお問合せいただく案件の中でも
比較的多いのが「現場で入力して完結したい」
というご要望です。
しかし、パソコンとスマホでは見え方が
だいぶ違うので、物理的に入力はできても
入力するストレスが大きいと使えません。
そこで今回は、
①kintoneに入力する
②じぶんページ(株式会社ソニックガーデン)を使用する
を選んでもらおうと思いました。
じぶんページ
知らない方もいるかもしれないので、少し説明いたします。
「じぶんページ」はkintoneの一部だけを使用することができるプラグインです。
弊社のお客様では、社員さんの給与明細を紙で発行するのをやめて
「じぶんページ」で確認しています。
もちろん、自分の給与のレコードしか見えないし、
アプリの中の必要なフィールドだけを
見ることができるように設定しています。
kintoneでもレコードやフィールドのアクセス権を
使用して設定すればよいのですが、
社員全員が使用するアプリが少ないため、
全員分×1500円/月は高いということで、
じぶんページになりました。
じぶんページは50IDで10,000円/月です。
入力なしの閲覧だけなら50IDで5,000円/月です。
(激安!!)
問題となる部分
お客様が特に悩まれているのが「テーブルへの入力」です。
スマホで入力したことがある人はわかると思いますが、
kintoneアプリでテーブルに入力するに「慣れ」が必要です。
弊社の経費精算アプリはテーブルを使用しているので、
普段からスマホで入力しているので
すっかり慣れていますが、
もし、現場作業の人が最初に見たらいやだろうなと
思ってしまいます。
じぶんページだとこれが見えやすくて
操作もしやすくなります。
そして、作業員さんがじぶんが担当する案件だけを
表示するので、多くの案件があっても
レコードで迷いこともありません。
設定作業
kintoneアプリができていると簡単です。
①じぶんページの管理者ページでアプリを追加
②ユーザーを特定するキーを選ぶ
(名前、メールアドレス、他に社員番号など好きなように設定できます)
③じぶんページユーザーができることを選ぶ
(新規レコード追加、編集、削除など)
④特定の人にしか見せないアプリか、全員に公開かを選ぶ
⑤一覧画面、詳細画面、入力フィールドそれぞれの設定を行う
(kintoneのフィールドを選ぶだけです)
以上です。
今回はじぶんページ入力を想定してアプリの作成から行いました。
設定して、見え方と入力作業を確認して
kintone側のフィールドをドロップダウンや
チェックボックス、ルックアップなどに変更しては
また連携設定をして確認する。
ということを繰り返しました。
まとめ
kintoneアプリが決まっていて作業するのとは違って、
じぶんページで入力するときと、
kintoneでデータを利用するためと、
両側を考えて作業を行ったため、少々時間がかかってしまいました。
そして実際、お客様がこれを選択するかはわかりません(笑)
でも、できるだけわかりやすく、
納得して運用開始をしてもらうためには
できることはしたいと思っています。
私自身は今回の運用はじぶんページがいいと思っているのですが、、、
どうなるか楽しみです(#^^#)
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