サイボウズオフィシャルコンサルティングパートナー、
kintone構築のペパコミ株式会社竹谷です!
kintoneの特徴のひとつに「拡張できる」ことがあります。
私が関わっているのは、中小企業がほとんどなので、
kintoneを導入するときに、すべてを自動化するとは考えていなくて、
案件の管理をしたい。
現場の人が外から入力できるようにしたい。
というような内容が多いです。
kintone導入時から自動化しなくても「拡張」していけば良いのでは?と思っています。
最初の一歩
ひとつの業務でkintoneを使ってみる。
まずは画面や操作に慣れることが大事です。
そしてこの業務をkintoneで行うと決めたら、
今までのものは使わないと決める方が良いです。
そうでないと、kintoneに入力されないデータが出てきて
kintoneのデータが信用できないものになり、
また元の慣れているやり方へ戻ってしまいます。
一度にたくさんの業務を一気にkintoneにしたら今度は
どこに何を入れるんだっけ?
と迷い、その結果kintoneに入れずに管理してしまうことになります。
そして、プラグインは最小限から始めることをオススメしています。
ひとつの業務だけkintoneにしても会社全体の効率化とまでは難しいので、
費用対効果を考えても、あまり自動化しすぎない方が良いのでは
・・・と私は個人的には思っています。
拡張プラグイン
kintoneに慣れてきたら、早速業務の幅を広げていきたいです。
そのときに色々な問題を解決してくれるのが
拡張プラグインです!
昨年11月に行われた「Cybozu Days 2020」に参加してきましたが、
たくさんの便利なプラグインがありました。
続々増え続けています!
見た目に使いやすくするもの、
管理を楽にするもの、
パソコンが苦手な人でもわかりやすく使えるようになるもの、
ホントに「なんでもできるじゃん!!」と思います。
ただ、その分お金がかかります。
あれもこれもと思うと、あっという間に月10万円くらいになります。
でも人を雇用するよりは安いです。
人を増やすことを考えたとき、kintoneにお金をかけて業務効率化をすることを
検討するのも良いかもしれないです。
システム開発
例えばもう少し掛かったとして、月15~20万円かけるなら開発した方がよいという考え方もできます。
年間180万円~240万円かけるなら、
800万円~1000万円かけても5年で元取れますよね!
ただプラグインと違って「やーめた!」ができないので、
システム開発をしたときの費用対効果が
数字でしっかりと計算できる業務で行うことが大事です。
お金をかけて作ったのに、一部機能しか使ってません。
ということになるともったいないです。
色々な話を聞いていると、大手企業さんは
kintone導入時点で1,000~2,000万円くらいの予算が普通のようです。
そのくらい予算があるなら「最初の一歩は小さく」は非効率ですが、
一般的な中小企業のシステム化で最初の導入時に
そこまでのお金をかけるのはなかなか難しいと思います。
kintoneは使い慣れてから、一部開発をいれるということもできます。
すごい柔軟性ですよね!!
最初からドーンとお金をかけなくても
徐々に拡張して自動化もできので、
かけたお金の元はしっかりと取りながら
進めていくのが良いと思います。
コメント